2015年10月13日
聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生の104才のお誕生日を祝う会が盛大に行われ、恐れ多くも私がフィナーレでお祝いに歌を唄うという大役を務めさせていただきました。
生涯現役を貫く日野原重明先生は、
「Facebookで積極的に多世代の交流に参加して、夢や希望・目標を自ら育み、その元気を次世代へ繋げたい。」
という想いから、生き方上手な「スマートシニア」を提唱されています。
そのスマートシニアの会(SmartSeniorAssociation:SSA)の三周年記念と日野原先生の104才のお誕生日を祝うために250名以上の方々が全国から集まりました。
写真:長谷部直樹さん
今回、私にこの大役を任せて下さったのはプロデューサーの松延健治氏。
松延健治氏は、全国に会員が1万2千人以上いるSSAを主催され、
私の講座「腹底(丹田呼吸)からの美しい声」をプロデュースしてくださったご縁で、今回のお話を頂いたのです。
宴の前に、日野原重明先生の講演会です。
写真:長谷部直樹さん
「みなさん、挑戦し続けましょう。挑戦するということが自分の命を輝かせるということです」
104才になる日野原先生の、力強く熱いメッセージは参加者全員の胸に響きます。
恐らく全員の心に勇気と希望がわいたことでしょう。
日野原先生は、2020年に開催される東京オリンピックの未来を語られていました。
日野原先生は、常に先を見られています。常に上昇することしか考えられていません。
勇気を頂いたのはもちろんなのですが、104才・現役で大衆にメッセージを送るその姿を生で見ることができ、そのイメージを頭にたたきつけることができたことがとてつもない価値であったと思います。
100才になっても、日野原先生のように輝いて働くことができるんだ。
人間はいつまでもいつまでも現役でいられるんだ。
興奮と感動が伴ったイメージが、私たちの頭に焼き付けられました。
写真:長谷部直樹さん
同じタイミングで偶然、素敵なおばあさまのお話も聞く事ができました。
おしゃべりすることになりました。
おばあさまは、御年90才。
自由が丘で洋服の仕立の仕事をされていて、その仕事を始めたのは70才過ぎてからだそうです。
「主人に先立たれてしょぼくれているのがいやだったの」
「年を取って体力がなくなってきたから、家にこもっているってことはしたくない。」
「年を取るからと言って人の面倒になるようなこともされたくない。」
今は、いきいきと仕事を楽しんでいるそうです。
年齢を重ねても、人生を切り拓く意識。
年齢を重ねても、自分の得意なことに熱中する意識。
年齢を重ねても、人生を楽しむ意識。
日野原先生やこの素敵なおばあさまのお話を聞くと、なんだか心が温かくなります。
生きているって素晴らしい。
先日、私は40歳になりました。
「40歳になったから…。」
「これから体力が落ちていくな…。」
などといろんな固定概念やダメの枠、出来ない枠を作っている場合ではありません。
私がそんなことを言ったら、日野原先生やこのおばあさまにお叱りを受けてしまいそうです!!
年齢を重ねるほどに、可能性を追求してチャレンジする人生を生きたい。
「教育者としてその生き様を後世に伝えていきなさい。」
こんなメッセージを日野原先生から受け取ったようでした…。
今回ご縁があって、日野原先生のお誕生会のフィナーレで歌わせて頂けたのは、自分の内側から湧き上がったこのメッセージに気づくためだったと思っております。
日野原先生ありがとうございます。
佐藤政樹も全国に勇気と希望と光を届けます。
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