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市役所向けコミュニケーション&話し方研修の講師をしてきました

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市役所向け職員研修佐藤政樹

市役所の向けコミュニケーション&話し方研修

富士市役所様にて職員向けの伝わるコミュニケーション研修をしてきました。

タイトルは

 
「劇団四季元主演が教える伝わる話し方&コミュニケーション研修」です。

 
研修が終わった後、私のことをインターネットで見つけて私を呼んでくださった市役所の研修担当の方が、実感をこめてこんな言葉をおっしゃっていました。

 
「佐藤さんの今回の職員向けコミュニケーション研修で一番心に響いた言葉は、”舞台の世界で最も気をつけなければならないのは、私たちにとっては日常。お客様にとっては非日常。という心理的関係性になってしまうこと”という言葉です。

これは市役所の職員にとっても全く同じですね。市民の方との対応は私たちにとって日常業務です。しかし市民の方からしたら、それは非日常なこと。今日はどういった件でお越し頂いたのですか?先日、この一言だけでクレームとなりました。自分たちの対応が形骸化していることに本人も気づいていない。だからなぜクレームになるのかわからないのですね。

先日のそのクレームのことがあったので、形骸化を防ぐためのプロの舞台人の心構えの話は、とても感銘をうけ現場に取り入れようと思いました。」

 
 
ライオンキングはロングラン公演で、基本的にルーティーンワークです。すると恐ろしいことが起こります。動き・表現が形だけになったりと、すべてのことが形骸化してきてしまうのです。

 
一番恐ろしいのは、本人がその形骸化に気づいていないということです。

 
その形骸化を防ぐためのプロの表現の世界の心構えをお伝えしてきました。ありきたりの接遇&コミュニケーション研修ではなく、市民の方に言葉と心が「伝わる」という本質の部分を百戦錬磨の劇団四季の世界観でお伝えさせていただきました。

市役所向けコミュニケーション研修佐藤政樹

研修の始めはワクワク感を作ってスタート!

市役所向けコミュニケーション研修佐藤政樹

研修の始めは、タップダンスでスタート!

 
自分自身が楽しんで学んでいる時が一番体に落としこまれ、記憶に定着するとたくさんの教育家が結論付けています。「なにがはじまるんだろう??」テーマパークにこれから入っていくようなワクワク感を持って、いつものようにダンスをして研修をスタートさせます。

市役所向けコミュニケーション研修佐藤政樹

受講生はただ見ているだけではなく、手拍子を打ってもらいます笑。これにより会場の空気感がひとつになるのです!!

まず研修始めに課題点や問題点を共有

研修の始めに、今職員の方々が抱えている問題点や課題点を書き出していただき全員で共有しました。普段からこのように共有することがないので自然と積極的に意見が飛び交います。

 
課題点はいろいろとあがりました。

 
いかに市民の方に伝わるか?

いかに言葉を引き出せるか?

難しいことを伝えるには?

共感を得るための伝え方は?

地位や立場の違う場合のコミュニケーションの仕方は?

市役所向け話し方研修の課題点

 
これらを解決するためには、普段の自分たちの使う言葉の意識を変えていく必要があります。

 
またこの言葉の意識を変えることにより組織は劇的に変わっていくのです。劇団四季の強みは、舞台上だけではなく日常レベルまで使う言葉の意識を徹底的に深めて感動レベルまで落とし込んでいることです。

 
組織変革や活性化につながる劇団四季の言葉の魔法の世界を、研修の受講者の皆さんに体感してもらいました。

市役所向け話し方研修の言葉の意識とは

アウトプット前提のインプットが学びを深めるポイント

 
合間合間には、各グループでプレゼンタイム。制限時間1分で、学んだこと気づいたことをコンパクトに集約して発表してもらいます。読書などでも言えますが、アウトプット前提でインプットするのと、そうでないのでは、学習効果に雲泥の差が生まれます。

 
研修受講者の皆さんは、あらかじめアウトプット前提で聞いてもらうことにより頭がフル回転。集中力が高まり学びを深めてくださいました。

市役所向け話し方研修はアウトプットが前提

プロの緊張についての考え方や取り組みを体感

 
研修が進み、お話をいろいろと伺っていると市役所の職員の方々が思った以上に大勢の前でプレゼンテーションをする機会があることを知りました。

 
「プレゼンをする時に緊張を抑えるためにはどうしたらいいか?」

 
こんな課題点や悩みがたくさんでましたので、予定を変えて緊張に対する考え方やプロがやっている緊張緩和のワーク(呼吸法)を行いました。

市役所向け話し方研修の緊張緩和ワーク

 
今、Google社がマインドフルネスという呼吸や瞑想に関連した研修を行い大手企業が続々取り入れて話題になっております。

 
呼吸法というと、少し前までは企業でできるものではありませんでした。なんか怪しい・・・こういった偏見があったからですね。

 
しかし、働く一人一人のストレスや心の安定を図ることが作業効率や成果にもっとも影響するという立証がされてから、企業で呼吸法をやることに対して認知されてきました。

 
壮絶なプレッシャーにさらされる私の生きてきた舞台の世界では、呼吸法は当たり前のことでしたけどね笑。やっと時代が追いついてきた感覚です。

 
企業のストレスチェックも義務化されました。緊張緩和だけでなく心の安定やストレスの軽減に直結する呼吸法を市役所でできる時代がやってきたのはとても嬉しく思います。皆さんは、呼吸の意識を落とし込んで丹田で呼吸をしてもらったあとすっきりと輝いた眼をされていたのが印象的でした。

職員と市民のコミュニケーションの間には見えない壁がある

プロの言葉の世界を体感して意識変革を起こしたあとは、いよいよ実習です。市役所職員と市民の方との心と心の間には眼に見えない壁があります。

 
どうしたらお互いのコミュニケーションがとれるのか?相互信頼・相互協力が生まれ、そこから達成という感動がうまれる過程を”見える化”するために、受講者全員で楽しみながらゲームを通して体感していきました。

市役所向けコミュニケーション研修の実習

 
その実習の次は、

 
本当のコミュニケーションにより職員の方と市民の方の心と心が繋がるとはどういうことなのか?それを唯一無二の私のワークを通して体感していただきます。

 
心と心が繋がる瞬間を劇団四季の元主役の技術を使って、職員の方が市民役となって心で感じてもらいます。

市役所向けコミュニケーション研修の実習

人と人との心が繋がる瞬間を体感

 
圧倒的迫力の研修にして身体で内容を記憶してもらうために、プロの本気のパフォーマンスを研修の学びと結びつけて体感してもらいます。

市役所向けコミュニケーション研修の実習

これが、唯一無二の歌って踊って感動を届ける私の研修の醍醐味です!

市役所向けコミュニケーション&話し方研修のまとめ

最後は、参加者のみなさんと記念に一枚。今日は私の異色の経験と技術を皆さんの心の奥に種として植えさせていただきました。それを発芽させ大きくさせるのは、これからの日々の業務への紐付けです。

 
日常に自分の表現力を高めるチャンスがあります。23歳のフリーターからどうして劇団四季の主役まで這い上がれたのか?その経験をお伝えして受講者の心の奥に炎を着火させていただきました。

市役所向けコミュニケーション研修の実習


職員の皆さん一人一人が輝いて富士市がますます発展して光り輝くことを祈念して研修は大満足で終わったのでした。

 
さぁ、静岡県の富士市の次は、私の地元の浜松市役所でしょうか!!やらまいか精神(よし、やってやるぞ)で浜松の魅力を国内で広く発信している身として地元にも貢献していこうと思います。

 
追伸
後日、研修担当者より連絡があり、満足度が過去にないほど、とても高い結果となったそうです。講師として研修冥利に尽きます!!

※この記事で使われている写真はすべて許可を頂いて掲載しております。

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