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住宅メーカーの営業マン向けモチベーション研修の講師をしてきました

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住宅メーカー研修

住宅メーカーの営業マン向けモチベーション研修の講師をしてきました

住宅メーカーの営業マン向け研修の講師をしてきました。

 
今回のテーマは
「高いモチベーションを維持する秘訣」です。
今回の対象は、関西を拠点とする企業のグループ会社で住宅総合メーカーでした。

 
「営業マン各々が原点回帰をして欲しい」
「コミュニケーションの大切さ再認識して欲しい」
「仕事に対して勇気や希望を持てるような気持ちを呼び起こすきっかけをつくりたい」

 
研修担当の方の社員に対するこのような思いから今回の研修が行われました。

 
「伝達の技術」が舞台でなく、ビジネスでも活用できることを証明できた私の経験を通して、日々忙しい業務に追われる住宅メーカーの営業マン向けに研修を行わせて頂きました。

なぜ私が講師として選ばれたのか?

事前のヒアリングで担当者の方から言われたことがあります。
それは「佐藤さんでしか話せない言葉についての世界観がある。それを話して自己変革を促して欲しい。プラスの自己変革が起きればそれが結果的に仕事へのモチベーションにつながる。」でした。

 
私の研修を聞くことが、カンフル剤となり、従業員のモチベーション向上、組織の活性化に繋がる良い機会と考えてくださったそうです。

 
自身の意思表示や自己表現力の向上により伝達力が上がれば成果にも繋がります。
自己変革が成果に繋がれば士気も高まるでしょう。

 
そしてコミュニケーションです。

 
お客様との円滑なコミュニケーションだけでなく、共に働く仲間と素晴らしい職場を作り出して
良い人間関係を構築していくこともモチベーションの上ではとても大切なことです。

 
そこで今回は

 
言葉が“伝わる”(デリバリー)観点の縦軸
お客様や共に働く仲間とのコミュニケーションの横軸

 
を前段で伝え、そこからモチベーションのメカニズムへと話を展開しました。

住宅メーカー営業研修

住宅メーカーの営業マンは何を売っているのか?

私が設定した今回の公演のゴールは、「売っているのはモノではない。コトである。」というメッセージを全員の心の奥に深く浸透させることでした。 ここで劇団四季の、ライオンキングなどのロングヒットを支える理念についてお話しします。今や年間観客動員数300万人を超える公演が、何故出来るのか。

 
それは作品作りの過程において、クオリティを最優先にしていることも要因ですが、核になっているのは、劇団四季が大切にしている哲学であり理念です。

 
創業者の浅利慶太氏は、「劇団四季は作品を売っているのではない。作品を通して観客に“生きる喜び”を提供しているのだ。」繰り返し伝えていました。

 
その話が下記です。

 
「我々の活動意義は、ボートでいう所のオール漕ぎである。ボートに乗っているのは劇場に来た観客で、オールを漕げばボートは前に進む。同じように観客が演劇に触れることにより、心に感動が創造され人生を前向きに歩む(ボートを前に進める)ことができるのだ。劇団四季の社会意義・活動意義は、観客自身が人生を前に歩めるための存在になることである。」

 
まさにライオンキングであれば、ライオンキング(モノ)を売っているのではなく、ライオンキングを通して観客に“生きる喜び”(コト)を提供しているのです。
その信念が出演者やスタッフに誇りを持たせ、一人一人の内発的なモチベーションになるのです。

 
住宅営業も同じですよね。

 
家を売っているのではなく、その先の価値を提供していると思うのです。それを自分の中で腑に落ちる言葉として言語化していくことが、ぶれないモチベーションを内発的に作り出す上でとても重要ではないかと住宅メーカーの営業マンの皆さんにお伝えしました。

 
それを毎日考える。ヒントは会社の理念の中にあるかもしれない。お客様から言われたプラスの言葉かもしれない。
毎日深く考えることにより、自分に不滅の炎をつけるような言葉ややってくるのです。

住宅メーカー営業研修

受講者である営業マンの感想

講演後に、自ら手を上げてマイクで感想と気づきを伝えてくれた方がいました。

住宅メーカーの営業マンで入社11年目の方です。

 
 
営業には波はあるものですが、今がその波の中でも最も下の波に感じおり、なぜだろう?とずっと考えていました。

 
その答えが今日の研修で分かりました。

 
私はいつのまにか、言葉に実感値がなくなっていたんです。

 
経験を積むにつれ、いつのまにか自分のトークが形骸化し、“自分都合”になっていたのでしょう。

 
今日の話を聞いて“相手の課題解決、ニーズ把握、徹底的な相手目線”になればおのずと実感でき、今までの経験も生きるのだと分かりました。

 
また佐藤政樹さんが言っていた、

 
Whyが腑に落ちれば相手目線になれる。すると自然に提案する内容も聞く姿勢も変わるはず。

 
ということですが、売れている時は、はまさに自然にこれができていたと思います。

 
今日はこれをうまく言語化して下さったので整理ができました。それこそすっと腹に落ちました。

 
「Whyが腑に落ちれば、自信は核心になる。」
「私たちは住宅ではなく、その先の“生きる”を提供している。」

 
それを再確認し、原点に還れたような気がします。明日からまた気持ちを律して臨みます。

研修主催者の感想

後日、今回の研修を主催してくださった方から以下の感想を頂きました。

 
昨日は遠方にもかかわらず、私どものセミナーで講演頂き誠に有難うございました。

 
住宅業界で働く我々にとってブレないモチベーションを得ること、コミュニケーションや発する言葉の重要性について学ぶことができ、貴重な時間となりました。

 
これからはハートの内側の言葉であふれる日々にしていきたいと思います。昨日は限られた時間ではありましたが本当に有難うございました。感謝申し上げます。

まとめ

今回触れ合った日々戦う住宅メーカーの営業マンに、23歳フリーターから劇団四季の主役まで這い上がった経験と舞台の世界で培った私の技術を伝えることができました。

 
「仕事に対して勇気や希望を持てるような気持ちを呼び起こすきっかけをつくりたい」という思いを達成できたのではないか?と強く感じる研修でした。

 
これからも講師として、ワクワクいきいきと働くエネルギー、力強く前向きに生きるエネルギーを引き出していきます。

 
他のモチベーション研修について詳しく知りたい方はこちら

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