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“劇団四季主役”が野菜の飛び込み営業をやった時の面白い話

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■劇団四季主役が野菜の飛び込み営業をやった面白い話

Q 劇団四季で主役をやった後、野菜を抱えて飛び込み営業をしていたって本当ですか?

はい、本当です(笑)。大雪の中、震えながらサンプル野菜を抱えて食品宅配会社の新規開拓のためピンポンピンポンと飛び込み営業をしていました。

常に営業成績に追われるとても厳しい世界は、スポットライトと拍手喝采の世界とは全く違うものでした。

当時は「なんでこんなことになっちまったんだ」と嘆くこともありましたが、今思うと、今の仕事である講演や研修をするうえで必要な期間でした。

Q その飛び込み営業で成果を出したって本当ですか?

はい、最後辞める時に全職員が集まる総会で「多大なる貢献をした職員第二位」ということで表彰されました。

Q なぜ成果を出せたのですか?

売上だけでなく、引落し用銀行口座の回収率や契約継続率、特定商品購入率など数字を安定させるため創意工夫を繰り返して実行していたらすべての成績がオール5になってしまったからです。

Q 具体的にいうと?

飛び込み営業で契約してもらうだけでも大変でしたが、さらにそこからその場で銀行口座の個人情報を記入してもらわなければなりませんでした。

なぜなら、食品宅配ですから注文した後の、その請求分の未支払いを防ぐためです。

皆が苦戦するところでしたし契約時の個人情報回収は非常に難しいものでした。

僕は、後回しにするとどれだけ面倒か、今、提出できればすべて僕が責任もって最速で引き落としの手配ができる、などのお客さんが安心できる提案の仕方を試行錯誤しながら作りあげ、驚異的な数字を出しました。

マネジャーに個人情報を回収できる理由を聞かれ、出し惜しみなくその提案方法を伝えたら全体に共有され支店全体の回収率が大幅にアップしました。

Q 他には?

契約時に子供がいたら、名前を必ず聞き出していましたね。そして、契約のお礼の手紙の中にその子宛て〇〇が美味しいから〇〇君食べてね!!一筆付け加えたりしていました。

これは一例ですが、それらにより特定商品購入率はいつも安定していました。

Q 面白いですね。他には?

僕はお客様から感想のお手紙を頻繁に届きました。そのお手紙を新規開拓中に、お客さんが反論された時の返答にそのまま使いました。

例えば、「味なんてそんなにかわらないでしょ」といわれたら一旦は同意し、その後、お客様の声のファイルを直接見せることによってそれらの反論や不安の言葉に答えていくのです。

 「4歳の娘が、佐藤さんにお薦めされた卵を食べたら“味が違う”と言った時は驚きました。子供はやっぱりわかるのですね」

というあるお母様からのお手紙は鉄板でした。

これを見せたら小さい子供を持つお母様の眼はほぼ変わりました。

Q 今後の目標は?

23才フリーターから劇団四季の主役まで登りつめた経験と技術を通して日本を元気にしたいです。

そして多くの人の内なるエネルギーを引き出して、日本の光のような講師になりたいです。

面白すぎるジェットコースター人生を歩む佐藤政樹をこれからもよろしくお願いします!!

■人生に無駄なことなど一つもない

講師の仕事を始めた頃は、この営業経験を私は敢えて話していなかったのですが、今は開示しています。

この営業経験があるから、営業マン向けのお話ができますし、保険業のセールスレディにはとても共感をしてもらえます。

人生に起こることにはすべて意味がありますね。

無駄なことなど一つもない。

佐藤政樹の異色のプロフィールはこちら

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