導入事例 湘南美容外科クリニックさま|佐藤政樹 劇団四季元主演 オフィシャルHP

夢と感動を届ける人材育成トレーナー 佐藤政樹
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企業導入事例

相川 佳之氏
湘南美容外科クリニック
SBCメディカルグループ 総括院長

相川 佳之 氏

想いを込めたメッセージが1000人の心を動かした。SBCの理念を体現したプレゼンで全スタッフが一体となれました。

◼企業情報:湘南美容外科クリニック 従業員数:1000名  創立:2000年  業界:美容医療

湘南美容外科クリニック(以下、SBCと略)は2000年に神奈川県藤沢市で開院。当時、美容外科業界は現在ほどメジャーな存在ではなく、グレーな部分が多い業界であったが、SBCではお客様に本当に情報を届けることをテーマとして、業界でも真っ先に価格の明示や手術後の写真などを細かく開示するなど、正しい情報を発信しつづてきました。
また、ドクターをはじめとしたスタッフの技術向上に力を入れることで、毎年確実な成長を重ね、創業15年の2015年には 従業員1000名規模となり、全国に47院に広がるまでになった。年間来院数は66万人となり、リピーター率は90%を超えている。
◼理念を浸透させるために1年に1度1000人が一堂に集まる SBCが大切にしてきたのは、お客さまに最高の医療を提供し、その医療により外見のコンプレックスを取り除き、その人の持つ本当の美しさが内面から出てきてイキイキ生きる幸せな人生を歩んで欲しいという思いです。

 怪我や病気を治すマイナスをゼロに戻す医療も大切ですが、人生を今よりももっとプラスにする医療を追求していこうと取り組んできました。その思いがSBCの理念の根底になっていきました。今最も大切にしていることの一つがその理念の浸透です。

 最近ではテレビなどでも注目もされるようになり、ドクターやナース、カウンセラーなどの入職(入社)も多くなりましたが、理念だけはブレないように入社時の理念教育に力を入れたり、現場で理念を体現できるように仕組みづくりにも積極的に取り組んできました。

 そして、15周年の節目には全国のクリニックから1000名が一堂に介して、SBCアワードを行いました。全国のクリニックを一斉に止めるのは勇気が入りましたし、15年目にして始めてのことでした。このSBCアワードの中で、一番の目玉はスタッフが全スタッフの前に立ち、「お客様を感動させたストーリー」をプレゼンテーションするWOW-1グランプリでした。WOWという感動の喜びこそ、理念の体現そのものなのです。ストーリーを社内で公募したところ合計222もの感動ストーリーのエントリーがありました。それを厳選して6院に絞り、原稿からスライドからプレゼンテーションに至るまで準備をしていきます。普段、人前に立ち話すことの無い人たちが1,000名を前にプレゼンテーションするのですからそれは簡単ではありません。各院、忙しい時間の合間を縫って準備が始まりました。
       
◼︎よい話も背景が伝わらなければ、相手に感動は届かない。 どんなに素晴らしい体験が生まれたとしても、それを何かしらの方法で伝えなければ他のスタッフは知る由もありません。SBCにはこんなにもお客さまに寄り添い、尽くし、感動を生み出しているストーリーがあるんだと感動しました。しかし、ただ事実を並べるだけでは不十分です。なぜならば、その背景にある人の想いこそ理念が凝縮されているからです。何とかそれを全スタッフに共有したいと考えました。

 そこで、普段から映像制作などをお願いしているウィルフォワードさんに相談をし、協力をいただくことにしました。カッコ良い表面的な部分だけであれば、紙面や映像だけで共有できるかもしれないが、それを取り組んだ人間がどういう思いでやったのか、それをやってどう感じたのかはその本人しか語れない。そして、その本人が語れるようにしなければ思いは伝わらない。

 そのため、発表者たちには「どんな思いがあったのか」「なぜ、その行動をしたのか」「どんな変化があり、どんな結果があったのか」を、改めて各院で練り直しました。事前に何度もやり取りをしてもらいながら、プレゼンテーションを作り上げていきました。進めていく内に無駄が削ぎ落とされシンプルになっていきました。

 発表時間は5分間です。その5分に最後魂を込めるべく、プレゼンテーション前日には元劇団四季で主演をされていた経歴を持つ佐藤政樹さんがお越しになり、プレゼン指導を直接してくださいました。佐藤さんは「うまくしゃべる」のではなく、どうしたら「相手が感動するのか」ということを実演を交えて教えていただきました。「短い時間で伝えるためには、できるだけそぎ落とす」「表現を誇大にする必要もなく、ありのままで伝える」と教わり、それを繰り返し磨いていくと良いと言われました。

 発表するスタッフも今までは「失敗したらどうしよう」「うまくしゃべるだろうか」と緊張していたのですが、「うまく話さなくていい、ありのままの姿を届ければいいんだ!」ということが腑に落ちて楽になったようです。最後の最後まで、寄り添うようなフィードバックをしていただきました。
     
◼︎想いを込めたメッセージが1000人の心を動かした。 当日、自分たちの想いとお客様の感動ストーリーを自然な言葉で伝えた発表者たちは割れんばかりの大歓声と拍手をもらうこととなりました。集まった1,000名のスタッフの中には涙する者も多くおり、私も涙を堪えるのに必死でした。

みんな、「これがSBCの理念の体現だ」ということを再確認できたのではないかと思います。

 実際にSBCアワードが終わった後、多くのスタッフが一番印象に残ったのがWOW-1グランプリだったと言っており、この企画は大成功だったと感じています。今後もこの感動ストーリーを集めるWOWの取り組みはSBCの中で文化として根付かせていきたいと思います。これからも佐藤さんやウィルフォワードの皆さんに色々とご協力をいただきたいと思います。
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