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【看護師/医療従事者向け】モチベーションを上げる研修会の講師をしました

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看護師モチベーション上げる研修

看護師/医療従事者向け研修会の講師をしました

看護師/医療従事者向け研修会の講師をしました。
 
今回のテーマは
「高いモチベーションを維持する秘訣」
逆境を乗り越えて劇団四季の主役に上り詰めたその秘訣
 
です。
 
本来でしたら対面で講演をしたかったのですが、流行病の影響を鑑みオンラインでの講演会の開催となりました。
 
主催者側も初のオンライン開催ということでドキドキでしたが250名もの方にご参加いただき大成功に終わりました。
 
今回は参加者からたくさんの反響を頂きましたので、頂いた感想の一部を紹介いたします。
 

はじめまして、この記事を執筆した佐藤政樹と申します。劇団四季出身の研修講師として【受講生を惹きつけながら気づきと学びを促すことをモットー】に、講演会やセミナーの講師だけに限らず大手企業などでさまざまな研修を行っております。記事の内容をお読みいただき、もしご興味いただけましたら、ページ最下部のプロフィールや研修内容の詳細をご覧いただけますと幸いです。

看護師モチベーション研修会開催の背景と目的

2020年から始まった感染症拡大。
 
残業、夜勤で何日も寝ることができなく、医療の現場は疲弊しています。通常なら出来ていた懇親会や慰労会や食事会などもできず、看護師間でのコミュニケーションと人間関係が希薄になっているので、心の余裕もなくなり精神面で参ってしまう方もたくさんいるのが厳しい現実です。
 
県の厚生連看護師会でたくさんの看護師が一堂に集まれる機会ができました。「この状況で戦っている看護師や医療従事者の方々を佐藤さんのお話しで元気にしてほしい、がんばろうと思ってほしい、前向きな力を与えてほしい。」
 
このような主催者様の熱い想いから今回のモチベーション研修会が開催されました。私も社会を支えてくださっている医療従事者の方々に、深い感謝の言葉とともにオンライン講演を始めさせて頂きました。

看護師モチベーション研修会の講師の狙い

今回のテーマは「高いモチベーションを維持する秘訣」であり、副題として「逆境を乗り越えて劇団四季の主役に上り詰めたその秘訣」とつけられました。
 
しかし人によって置かれている状況は違います。
 
責任感のみで仕事をしている人。
自分のビジョンや夢を持っている人。
精神的に参ってしまっている人。
 
本当にさまざまです。私が逆境を乗り越えた秘訣はいくらでもできますが、それだけ話しても一部の人にしか伝わりません。精神的に辛い状況の方を叱咤激励しても余計心が辛くなってしまうものです。
 
どんな状況に置かれている人でも、全員に伝わり心に響くにはどうしたらいいのか?そう考えた私は、人類がこれまで起きた感染症や気候変動始めさまざまな危機を乗り越えてきた理由を根底にお話をすることにしました。
 
人類の祖先(ホモサピエンス)が危機を乗り越えてきた理由は
 
言葉が使えたこと、そしてその言葉を使ってコミュニケーションをとり、群れ(チーム)を作って困難と戦ったからと言われています。
 
自分の使う言葉に意識を向けて磨くこと
それが自分だけではなく周りにも影響を及ぼしていくこと
苦しい時こそ絆を深め乗り越える必要があること
 
これが全員に共通して伝えられることでありモチベーションを維持していく秘訣です。
 
そのためには人と人とをつなぐ「言葉の意識」を変える必要があることをオンラインでもできるさまざまなワークを通してお伝えさせて頂きました。

看護師モチベーション上げる研修オンラインで250名もの看護師/医療従事者が参加

看護師モチベーション研修会参加者の意見や感想

結果、大反響でした。看護師の方々、医療従事者の方々の力になったようです。以下、頂いた感想を紹介いたします。
 
受講者の感想1 
今回研修をうけてみて本当に良かったと思いました。日々仕事に追われ毎日を淡々と過ごしていたように感じます。自分が何を目指すのかをきちんと見定めて一歩ずつその目標に向けて歩んでいくことが大事だとわかりました。部署で数名しか受講できないことが残念です。このような素晴らしい講演は動画等で残しておき他のスタッフも見れるとよいなと思いました。佐藤様はじめ今回の講演を企画してくださったスタッフの皆様に感謝申し上げます。
 
受講者の感想2
今回の講演は、新しいフィールドに立つ私にとって、励みにもなる内容でした。ぜひ、他のスタッフにも聞いていただきたいと思います。定期的な開催を望みます。
 
受講者の感想3
モチベーションの源は信念である。なぜその場にいるのか、何のために看護をしているのか。正しいと信じる自分の考えを持つことで燃え尽き症候群を防ぐことができ、モチベーションが維持できると思う。疲れや嫌なことがあると「モチベーションが下がる。やる気がなくなる。」と言いたくなるが、確固たる信念を持っているとモチベーションの維持・向上に繋がるのではないか。自分の信念とするところは何か、看護観を考える良い機会となった。
 
受講者の感想4
モチベーション維持について理解できた。自分から代わることで人間関係・組織に影響 を与えていくため、インサイドアウトしていく大切さを理解した
 
受講者の感想5
自分がされて嫌なこと、嬉しく思うことは自己も他者も同様であり、行動変容のために 自身の思考から考え直していきたい
 
受講者の感想6
最初はうまくいかなくても時間をかけてゆっくりでも前向きに考えをあきらめず取り組 むことで成功することができる
 
受講者の感想7
余裕のないとき、ハートの外側の言葉を多く使っていることに気がついた。ハートの外側の言葉・マイナスの言葉は使わないようにしたい。
 
受講者の感想8
来年から実地指導者となるため新人への声掛けや挨拶やマナーなどの部分で自分がお手 本となる。自分が相手に対して否定的な言葉を発していると相手のモチベーションを下げてしまうこと、そしてそれが自分に返ってくることを学んだ
 
受講者の感想9
「ありがとう」「よく頑張った」などの肯定的な言葉は自分自身のモチベーションが上が り、職場の他のスタッフにも影響することを学んだ。「しんどい、無理」という否定的な言葉はモチベーションを下げ、自信を無くすることを知った。
 
受講者の感想10
医療や看護に関する研修が多いが、今回のような精神面で活かせる研修は初めてだったのでとても勉強になった。
 
受講者の感想11
自分の発する言葉に意識を向け、負の言葉を使っているのかと驚いた。自覚することで
人間は直すことができると気づいた。
 
受講者の感想12
自分の言葉を磨く事によって周囲の意識も変わり、人間関係も変化してくる。あきらめず根気よく種をまきたい
 
受講者の感想13
なぜそれを行うか Whyを自分で見つける、Why How→What の順で考える
 
受講者の感想14
日々日常の中で、少しだけ意識することで自分自身、家族や職場の雰囲気に影響を与え
れることが分かった。
 
受講者の感想15
私は特に、教わる態度や言葉に注意していきたい。今回の講演を通して、自分を振り返り、もっと良い職場、人間関係を築けるためには、どうしたらいいのか、対策を考えることが出来たので、良い学びになったと感じる。
 
受講者の感想16
劇団四季の「ゼロ文化」に感激しました。
 
受講者の感想17
「なぜ自分はその場にいるのか、何のために一歩踏み出すのか」毎回自分に問いていると
いうお話を聞きました。「今日も頑張ろう」というぬるい気持ちではなく、「なぜ」を徹底的に考え抜き、自分の理念をもって取り組んでいる事が良く理解できました。
 
受講者の感想18
後輩を育てようと思うと「できていないところ」をみがちである。そうするとマイナスな視点は組織を暗くしていく。よって「できるようになったところ」に目を向けて成長を認めていきたい。
 
受講者の感想19
変化を望むのであれば、まずは自分から変わろうとすることが重要。自分が変わることによって周りも自ずと良い変化が生まれていく(インサイドアウト)
 
受講者の感想20
何かを始めるときは「Why:なぜ」から始めることが大事。なぜ自分はしなければならないかということを念頭におくこと。そこから「How : どのようにして」「What:何を」に繋げていく。
 
受講者の感想21
モチベーションを維持していく上での秘訣を学びました。特に、「自分が使っている言葉に意識を向ける」という講師の言葉に感銘を受けました。自分が発する言葉で周りの環境も自然と変わってくる。プラスになるかマイナスになるか、すべて自分次第であるということ。常日頃からプラスの言葉を見つけてストックしておくことが必要であると感じました。
 
受講者の感想22
改めて自分の発言や行動を顧みる、とても貴重な研修時間となりました。
 
受講者の感想23
業務が繁忙なときに肯定的でない言葉を使ってしまうことや、思ってしまう事が多いことに気づき、どんなときでも固定的な言葉が使えるように日頃からモチベーションを維持していく必要性を学んだ。
 
受講者の感想24
意識することで人は変われるのだということも講師の先生の人生経験の話の中で感じた。
 
受講者の感想25
今回の先生の講義をさらに受けたいです。
 
受講者の感想26
チームで仕事をしているので、協働しながらより良い看護を提供するためには、一人一人のモチベーションを上げていくことが大切と考えたので、コミュニケーションの時の言葉を言われて嬉しい言葉に変えることで、士気も変わっていくと学んだ。

看護師モチベーション研修まとめ

このような感想をいただき私もとても嬉しく思うと共に、医療従事者の方々に感謝の思いが深くなりました。
 
そんな中、このようなお手紙を主催者様から頂きました。
 
拝啓
初春の候、佐藤先生におかれましては益々ご活躍のこととお慶び申し上げます。さて、先日はご多忙の中、厚生連看護師会でのご講演をいただきありがとうございました。佐藤先生の劇団四季でのご経験、「私は何のために・・・私はなぜここにいるのか」、自分で自分をクリアーにして一歩踏み出す・・・ゼロ幕の文化というお話しにとても感銘を受けました。私たちは日々、患者さんやご家族と接しておりますが、本当に医療従事者として原点を忘れることなく謙虚で あることが大切です。発する言葉を意識する、実感して語ることを看護部で共有しチーム力を局めて いきたいと思います。コロナ禍の医療体制の脆弱化を認知する中で、平時からの十分な体制、有事に的確に対応できる体制が確保できるよう努力していきたいと思います。素敵なご講演をありがとうございました。
ご講演に際、WEB 研修が不慣れなことや準備段階より、いろいろとご迷惑をおかけしすみませんでした。今後の佐藤先生のご活躍を祈念しております。
敬具
 
この手紙を読んで、なんと真摯な姿勢なのだろう、と感動しました。そして自分が医療にかかる時に、ドクターや看護師さんに対する意識が変わりました。
 
この場を借りて、国民を守っていださっている医療従事者の方々に感謝を申し上げます。
 
ありがとうございます。

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