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伝わる力を飛躍的に高める秘訣1〜型の体得〜

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■伝わる力を高めるファーストステップの型とは?

 講師業や先生業、人前で話すことの多い経営者にとって、伝えるだけに止まらず、相手の心に伝わる話し方を学んでいく必要があります。

 
私の講座を受けていただいた、経営者がおっしゃっていただきましたが、「良いプレゼン」と「そうでないプレゼン」の差が論理的にわかるようになり、自分も意識してできるようになってきたとおっしゃっていただいています。

 
そこで、今日から数回に渡って、伝わる力を飛躍的に高めるための秘訣をお伝えしたいと思います。

 
人前で話すことの多い人はぜひ、楽しみにしてくださいね。

 
さて、その飛躍的に伝わる秘訣を高めるポイントの1つ目が「型」という考え方です。

 
「型」という言葉を聞いて、あなたどのようなイメージをもちますか?

 
茶道や花道や武道や伝統芸能といったものには、「型」がありますよね。

 
もしかしたら、型というと「はめこむ。」というようなイメージを持たれる人もいるかもしれません。

 
しかし、型は人の能力を開花させます。
チームの場合は相乗効果をもたらせます。

伝わるための声の出し方にも「型」があるんです。

いままでは、舞台の世界のものだと思われていましたが、私が講師として活動していく中で、この型がビジネスパーソンにも必要だということを感じるようにありました。

 
さて、発声における型はなんであると思いますか?

 
発声の場合の型は、呼吸法です。

 
ですから、人前で話す機会の多い経営者や講師業にとって、商売道具である声を磨くためには呼吸法を学ぶことがファーストステップになります。

■声を出すための型とは?

私は、劇団四季というプロの世界に入ったら、「呼吸法」という型が与えられました。

 
それまでは、言葉を発するのも声を出すのもただなんとなくやっておりました。しかし、型を与えられたことにより意識が変わり、自分自身も掛け算的に成長しました。

 
呼吸のコントロールができるようになり、声が別人のように出るようになったのです。

呼吸法

百戦錬磨のプロの世界ではどのように呼吸をコントロールしているか体感!

■多くの人が共通して抱える声の悩み

講師業の方だけでなく、司会業・ナレーターなど声を仕事にしている方が共通して抱えている多くの悩みは、「なんとなく感覚で声を出している。そのため使える声の幅が狭い。」というものです。

 
声優のプロに話を聞く機会があったのですが、声を仕事にしている業種でも自分の商売道具を進化させる方法論である型がなく、教わってもいないという方がいるのを知った時は衝撃でした。

 
きちんとしたルールを持たないで、現場に出ているというのは、自動車免許を取らずに自動車を運転するのと同じくらい危険なことなんです。

 
ですから、型である呼吸法を身体に落とし込むことにより、自分の身体を磨いていくという意識の変化がもたらされ、それにより身体を楽器として声を出すことがわかるので、その結果声の幅も広がります。

■多くの講師が抱える息のあがり

私の講座を受けてくださる講師業の方など人前で話す機会の多い方でとても多い悩みは、「息がどんどんあがってきてしまう。」というものです。

 
これも呼吸法をしっかりと体得することにより、まず吐くことを覚えますので問題が解消されていきます。

 
私は、プロは腹式呼吸ではなく呼吸法の体得であると考えます。

 
なぜかというと、お腹を膨らませる腹式呼吸では、

・身体を使えている意識
・身体の内側で横隔膜の上下が起きている意識

がなかなか理解できなく本番で応用できないからです。

 
プロの世界に入って、正しい呼吸法を伝授されたことにより、私は自分の身体が変わりました。そして、その結果、年間200ステージ以上というハードなスケジュールも喉を一度も壊すことなく乗り越えることができました。

 
型は、人の成長を加速させます。

呼吸法2

呼吸法を使って息を流してみる!

■個からチームの成長へ

ここで話を個からチームへ横に展開して考えることもできます。

 
型とは組織やチームにおける「共通認識」です。

サッカー日本代表元監督の岡田武史氏も、こんなことをおっしゃっています。

「自由な発想とか驚くような発想っていうのは、自由なところから出ないと思うんだよ。そういうひとつの原型があるからこそ、それを飛び出した時におっと思うものであって、そういうことを以前から不思議に思ってたところはあるんだよね。じゃあ日本人に合った、日本人独特の、世界で日本人が勝つための型を作ってみようよっていう話になったんだ。」(FC今治HP〜監督インタビューより〜)

 
11人のプレーヤーがいたら、11人全員が共通認識を持つことにより11人以上の効果が産まれます。

 
声の場合も同じように、共通認識をもったチームの挨拶は、人数以上の相乗効果がもたらされるのです。

 
組織に所属するカウンセラー・コンサルタントなど全員が、商品を提案するプレゼン力の根源である声が磨かれば、売り上げもあがるでしょう。

 
一人一人がその共通認識の輪をくぐったら、自由が飛び出していき成長が加速します。個の成長に伴いチームや組織が発展していきます。

 
逆に、誰も型を通らなかったら、ばらばらの自己満足の世界になってしまいます。

 
プロの世界の凄いところは、人を成長させ、チームに相乗効果をもたらす明確な「型」を体系化させ、言語化し、伝承している

 
ということでした。

 
発声の場合の型は、間違いなく呼吸法です。

■ビジネスパーソンこそ学ぶ必要のある「伝わる技術」

現役で舞台に立っていた時は、観に来てくださったお客様と触れ合うことは一切できませんでした。

 
交流機会も全くなかったので、距離をとても感じていました。

 
ビジネスにも通じるせっかくの技術なのに伝える機会は、ほとんどありませんでした。
 
  
教育を志した今は、いろいろな方と交流できてとても幸せです。

・23才フリーターから劇団四季の主役まで上り詰めた貴重な経験
・表現の世界で体で覚えてきた私の技術

 
これらを出会った方々に還元したい。

 
そして私と触れ合った方が、意識的にも行動的にも変化を起こしてお仕事や人生がより良くなるキッカケになりたい。

 
これが私の想いです。

呼吸法3

現在では、急成長中の上場ベンチャー社長、政治家、アナウンサー、大学の教授、学校の先生、セラピスト・プロのナレーター・社労士先生・お片づけコンサルタントの方が私のこの内容を学んでくださっています。
 
「今までボイストレーニングや、話し方講座に通ったけど、佐藤さんのような表現を教えてくれるセミナーはなかった!」
「アナウンスの仕事をしてきたけど、丹田呼吸、発声法という考え方がなかった!」
「ボイストレーニングとは違って、声がよくなるのではなくて、話すスタンスそのものが変わる感じです。」
「劇団四季は、声や呼吸、あり方まで一つ一つのことにこだわっているんということが、勉強になった全社員に伝えたいと思った。」

 
このような絶賛の声をいただいています。

 
声が変わると、生命力が変わってきます。つまり、自分の中にあるエネルギーが変わるんですね。それが、相手に届き、心を動かすのです。劇団四季のライオンキングが1000万人を引き続けているのは、その丹田から出るエネルギーが、観客の心につながるからです。

 
人前で話す人のエネルギーこそが、人を動かす影響力やリーダーシップに直結しています。

 
実業家で本をたくさん書かれている斎藤一人さんが「声が小さい人で成功している人はいない、成功者はみんな丹田から声をだしているんだ」とおっしゃっていたのを聞いて、本当にそうだな〜と思ったことがあります。

 
それはまさに、エネルギーが内側からでているということではないでしょうか。

 
ぜひ、「伝わる力を飛躍的に高めたい」という方は、生の佐藤政樹にふれてみてくださいね。

 
東京目黒の弊社ホームオフィスで少人数の体験会をやっておりますのでぜひお越しくださいね。

詳細はこちらのリンクで(スマホ対応です)。
http://masakisatochan.wix.com/voice

呼吸法4

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