自分のプレゼンはどうも伝わってる気がしない
聞いている人は飽きてしまっているのではないか
そんな風に思ったことありませんか?
今回のコラムではよくやってしまいがちな
悪いプレゼンテーションと良いプレゼンテーションの違いとその改善方法
について解説していきます。
はじめまして佐藤政樹です。
私はもともと劇団四季というところで舞台に立ってきた経験を持っていて、今はその経験を活かし様々な研修や講演を行い多いときには1500人以上の前で1時間話したこともあります。
現在は上場企業の経営者や役員の方にこっそりとプレゼンのトレーニングをしていますので今回のコラムではそのトレーニングの際にお伝えする内容をこのコラムをご覧のあなたに共有していきます。
今は、伝わりにくいと言われるオンラインの場でプレゼンする方も多いと思います。
客観的に自分のプレゼンや表現を見る機会が多くなり、自分のプレゼンの問題に気づく方も増えました。問題に気付いても、それをどう解決したらいいかわからない方も多いと思います。
そこで今回は悪いプレゼンと良いプレゼンの違いを言語化・解説し、解決方法をあなたに共有します。
悪いプレゼンテーションの特徴
世界的パンデミックの影響で世の中は大きく変わりました。その中でもテクノロジー使用の環境変化の加速はすさまじいものがあります。今、さまざまなオンラインのプラットフォームでオンラインセミナーやオンライン会議やイベントが開催され、画面越しに発信する機会を多く眼にするようになりました。
そういったオンラインの場で魅力的でないプレゼンテーションをしてしまっている方が多くないですか?
魅力的でないプレゼンテーションをしている方の特徴をまとめてみました。
言葉が平坦
抑揚がない
硬い雰囲気
型にはまっている
つまらない空気感が出ている
無表情
声が小さい
テンポ感がない
こういったプレゼンテーションをしていると何が起こると思いますか?
聞いている人が飽きてきます。
集中量が低下し眠くなってしまいます。
オンラインの場ですとスマホが気になって画面に写らない下の方で見てしまうこういったことが頻繁に起きてしまいます。
こういったオンラインの時代だからこそプレゼンテーターはしっかりと自分のプレゼンレベルアップをさせていく必要があります。
良いプレゼンテーションの特徴
逆にオンライン上でも魅力的な良いプレゼンテーションをしている方もいます。
良いプレゼンテーションの特徴を挙げると
言葉が立体的
抑揚がある
柔らかい空気感が出ている
表情が豊か
声に張りがある
テンポ感がでている
こういった特徴があるのではないでしょうか。こういった良いプレゼンテーションをしている方はオンライン上でも時間があっという間に過ぎ集中力も落ちることがありません。
良いプレゼンテーションと悪いプレゼンテーションの違いとは?
ではこの悪いプレゼンテーションを良いプレゼンテーションに変えていくためにはどうしたらいいかということをこれから解説していきます。
この時によくあるアドバイスは
テンポをつけましょう
抑揚をつけましょう
声を出しましょう
笑顔で話しましょう
だと思います。
こういったアドバイスされる方結構多いんです。
もちろんこういったことを意識することも大事なんですが 具体的にどのように意識したらいいかわからないと思います。ですから私はそのようなアドバイスはしません。
ではどのようなアドバイスをするのか。
それはズバリ
カフェで自分の大好きな人に向かって自分の大好きな話を
聞いて!聞いて!というような話し方で話してみてください
です。
単純ですよね。
大事なことなのでもう1回言います。
大好きな人に向かってカフェで1対1で
おしゃべりするかのように大好きな話をするように話すのです。
抑揚や間は結果論
プレゼンテーションで抑揚や間をつけようというのは、私は結果論だと考えます。
自分が「聞いて!聞いて!」といった状態で話している時こそ、そういった間や抑揚が 勝手に出ていると私は思うのです。
これを論理的にまとめてみます。
私は劇団四季というプロの舞台の世界で10年間生きてきました。この劇団四季の世界では
発声は発想というロジックがあったのです。
発声は発想とは何かと言いますと
私たちは声を出しますが声を出すからにはその声を出す理由が必ずあると言う概念です。 声とその声を出す理由が一致するから言葉として成立するのです。
例えばあなたが2週間ぶりに水を飲んで心の底から「おいしい」と言ったとしましょう。そのおいしいと言う理由はただ言葉を放つだけではなく、あなたが本当においしいと実感しているからあなたの中から言葉として出てくるのです。
この発想があなたの中で「間をつけよう」とか「抑揚をつけよう」とか「テンポを出そう」となると あなたの中でその言葉を発する理由が成立しなくなり言葉が出てこなくなってしまうのです。もしくは間違いないように、つまらない一方的で、空念仏のような、唱えている言葉となってしまうのです。
大事なことは何かというと
発声は発想の発想の部分を
自分の大好きな話を大好きな相手に向かってプレゼントするという心の状態で埋めていくのです。
プレゼンテーションはプレゼントとよく言いますが
1対1でおしゃべりのような話し方を通して、自分の持っているコンテンツや相手に役立つ内容を相手にプレゼントしていく意識で話すのです。
すると自然に、抑揚やテンポ感が出てきて表情も豊かになり声も出てくるっていうことなんです。
意識が変わると行動が変わります。
抑揚・テンポ感・表情・声といった行動を先に意識するのではなく、話している際のマインドを先に変化させるということです。
プレゼンレベルを上げるために日常で何ができるか
では皆さんがここから日頃の日常生活で自分のプレゼンテーション能力を向上させるために何ができるのでしょうか?
それはまず家族や友人とおしゃべりするときの自分を客観的に見てほしいのです。
おしゃべりする時もプレゼン能力の向上させる機会と思って、自分の話題で相手を喜ばせるように聞いて!聞いて!というふうに話しみてほしいのです。
その時に冷静に「自分は楽しそうにおしゃべりしているな」と感じてほしいのです。
1対1で何かお仕事の話しをしているときも同じですし
1対10人のときも同じです。
私は1対1000人の時も聴衆に1対1でおしゃべりしているかのように話しています。
そうすると結果論として抑揚が付いたりテンポがついたり表情が豊かになったり声が出たりするのです。
ぜひ日常生活の中で
おしゃべりの時など自分を客観的に見て、その話し方でカメラの前でもそして授業の講義でもプレゼンテーションする場面でも、話してみてほしいなと思います。
※悪いプレゼンと良いプレゼンの違いがわかりやすいように動画も作成しました。私自身がどのようなところを意識したのか、またこの意識によってBEFOREAFTERがはっきりとします。
その意識に気づくことがあなたのプレゼンレベルアップに繋がりますのでぜひご参考にしてください。
動画セミナーはこちら
動画の全体像
01:36 悪いプレゼン
02:05 悪いプレゼン解説
03:09 良いプレゼン
03:34 良いプレゼン解説
04:08 違いを解説
05:02 論理的に解説
06:30 アクションプラン
07:31 まとめ
・お荷物赤字社員で営業をクビ
・人体実験のバイトで廃人
・28才まで家賃27000円のボロアパート生活
ダメダメフリーターだったコラム筆者が劇団四季の主役にまで上り詰め人気講師となったリアル人生逆転物語です。
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