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代わりがいない講師業の方のための7つの風邪予防策

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風邪の予防法

■代わりがいない講師業のための7つの風邪予防策

 講師業は穴をあけられない世界です。代わりはいるかもしれませんが、代わりを立てることになると人に迷惑もかけますし信用も落ちてしまいます。

 
私が、生きてきた劇団四季という舞台芸術の世界も全く同じでした。体調管理に非常に神経質にならざるを得ない厳しい環境でした。

 
風邪を引いたから声が出ません
熱があるから代わってください
体調が悪いので休みます

 
講師をされている方と全く同じで、こんな言葉は通用しない仕事だからです。

 
当然、風邪の予防に対して万全の構えをしなければなりません。

 
風邪を引いたりしたら人に迷惑をかけるだけでなく本人も苦しい中、仕事をしなければならず疲労度も何倍となります。

 
では、年間200~250ステージものスケジュールを、体調管理に気を使いながらこなしていくプロフェッショナルの世界ではどのような予防策をしているのでしょうか?

 
講師業をされている方の参考になればと7つの対策をお伝えします。

├対策1 おかしいかな?に敏感に。

おかしいかな?に敏感に。そこですまさない。

 
これが絶対です。あれ?おかしいかな?この声を絶対に無視をしないということです。初期の段階ですぐに病院に行って対策をとればひどくなったり人に移したりすることもありません。

 
”早めの”ではなく、”早すぎるバプロン”理論です。

 
そのうちよくなるだろうと過信していると数日後には大変で辛いことになります。こんなくらいで病院に来たの?と思われても関係ありません。

 
お医者さんに職業上の事情を伝え早めに処置しましょう。(院内感染にも十分注意を払うべきです。マスクを装着して病院に行きましょう)

【関連動画:新社会人に伝えたプロの体調管理術】

├対策2 独自の回復方法をもっておく

プラシーボ効果という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 
プラシーボ効果とは、本来は薬効として効く成分のない薬に見せかけた小麦粉の塊 などを投与したにもかかわらず、病気が快方に向かったり治癒すること。思い込みの力が状態を変化させることなどを意味します。

 
「こうしたら確実に自分は回復する」と自分を思い込ませるような独自のやり方をひとつ持っていることをお勧めします。

 
激しい舞台生活をしている時は、周りの仲間は人それぞれ、この独自の回復方法を持っていました。

 
例えば、

・CCレモンを5本一気飲みする。
・ポカリスウェットを一気飲みして汗をかく
・サウナに入る
・布団にもぐって発汗する
・半身浴をしながら呼吸法をする

*読者の方からの追記情報
・ユンケルのデカフェの顆粒を毎日、飲んでます。これはこの時期のお清めみたいな儀式になってます。

 
気のせいかもしれませんが、大丈夫だ!と心の勇気づけは大事です。

 
私は、CCレモン法を知り合いに聞き、これが一番自分に合ったために実行していました。逆に他の人がやっていたサウナで汗をかくというのは、ダメでした。

 
最近の予防マイブームはイムネオール100というブレンド精油のいい香りを、毎日くんくん嗅ぐ事です。

→ 風邪・インフル予防の精油イムネオール(アフィリエイトリンクではありません笑)
 
ぶっちゃけこれ、相当予防できている気がします。
 
*追記
このコラム読者の方からおすすめ漢方の情報を頂きましたので紹介します。
源吉林「萬應甘和茶」

├対策3 うがい手洗いなど予防に命

当たり前のことですが、うがいや手洗いを徹底します。

 
しつこいくらいに何度もやっています。

 
劇場には専用のうがい場がありました。そこを通るたびに皆繰り返しうがいをしたり、手を洗ったりしていました。

 
水分補給もこまめにしましょう。

 
*追記
SOPHIAの松岡充さんが某ミュージカルのリハーサル中に言っていたこと
「リハ室など、人が密集した場所での長時間滞在は、こまめに水分を取るのが重要。インフルエンザの感染の予防にもなる。」

├対策4 専門医を知っておく

この先生がいれば、大丈夫だ!という専門医をあらかじめ押さえておきます。私は、ツアーで九州にいる時、わざわざ電話治療をしてもらった経験があります。後日診察代を払いに行きました。

 
声を酷使する専門職の人が信頼して通っているお薦めのお医者さんです。

 
耳鼻咽頭科→さいだ耳鼻咽喉科気管食道科クリニック(大倉山)
器官系→刑部内科(神奈川あざみ野)
耳鼻咽頭科→東商ビル診察所

 
この先生なら大丈夫という専門医は、不安を解消してくれます。(ちなみにさいだ先生は声楽家&医師。東商ビル診察所は声を仕事にしている人達の駆け込み寺ですよ。)

├対策5 薬を常備する

代わりがいないのに体調を崩して声が出なくなったら仕事ができません。

 
緊急時のために薬を常備していました。

 
私は医者ではないので、薦めることはできませんが私は以下の3つを携帯していました。

 
トランサミン
ムコダイン
吸入ステロイド

 
吸入ステロイドはできるだけ使わないで、いざというときだけ使うようにしていました。

├対策6 電車・新幹線・飛行機移動中に気を付ける

電車や新幹線、飛行機の移動後に体調が突然悪くなることがあります。同じ空間にずっといるため、風邪がうつりやすいようです。

 
移動中のマスク、移動後のうがい手洗いなどは徹底しましょう。

 
移動中のマスクは声帯の保護にもなります。

 
移動中の予防対策は神経質なくらいになったほうがいいと、経験上思います。

 
(前述の風邪・インフル予防の精油イムネオール100をマスクに軽く塗るといいと聞き、私は毎日必ず実践しております。)

 
*追記
このコラムの読者さんは、ポケット消毒アルコールをバックに入れておいて、電車降りたら、手をアルコール消毒されているそうです。すごい徹底ぶり!

├対策7 試食品は絶対に食べない

名古屋でライオンキングに出ていた時でした。当時、インフルエンザが猛威をふるっていました。

 
地方にいるときにインフルエンザにかかると代わりがいないため大変です。

 
そのため、インフルエンザに絶対にかからないよう万全の対策をします。

 
しかし、一人だけインフルエンザにかかってしまった人が出ました。普段から体調管理に徹底している方でしたので皆驚きました。

 
原因を考えると唯一出てきたのが

「講演後の帰りにスーパーで試食品を食べた」

 
これしか思い当たらないそうです。

 
たしかに、試食品は触って戻す人もいるかもしれません。唾液がとんでついている可能性もあります。

風邪の予防法2

※PHOTOAC

 
実際に私はパン屋さんで子供がパンを触ってそのまま戻したのを目撃したことがあります。

 
それ以来私は、試食品は食べません。パンも気をつけます。

 
試食品には注意しましょう。(ビュッフェもリスクがあります。気をつけた方がいいです。)

■まとめ

以上が、穴をあけられない仕事をされている講師業の方々のための風邪や病気予防のヒントです。

 
医学的な根拠がないものも沢山ありますが、気になってものをご自身のものにされてみてはいかがでしょうか?

 
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この記事を必要としている方にあなたの分かち合う素敵な心を届けてください。

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