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知らないと損する!ビジネスマン向けボイス講座

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■声を磨くことは成果につながっている

 ビジネスマンにとって自分自身の伝達力を向上させることは、
仕事の成果に繋がっていくことにつながります。

伝達力向上のためのひとつの要素として声の出し方(ボイストレーニング)に興味を持たれるビジネスマンはとても多いです。

 
ボイストレーニングをしたらそれだけで成果に繋がるわけではありませんが、声は伝達力向上のための大きな要素です。

 
私は、経営者の方や社内トレーナーなどプロの方向けに、本質をついた総合的な伝達力向上のための指導させて頂いているので、このコラムでは様々な要素の中の“声”に関して、そのエッセンスをお伝えしたいと思います。

■身体という楽器を磨くという意識

 ビジネスシーンで成果を上げるのにプラスになるような声を得るためには、正しいトレーニングを継続することが大前提です。しかし、ほとんどの方が途中でやめてしまいます。

 
それは、

“少しやって成果が出ない”
“こんなことをして意味があるのか”
“自分には才能がない”

 
などと自分で限界や枠組みを作ってしまうパターンが多いようです。本当の才能とは、正しいトレーニングを長く続けることです。プロと呼ばれる人は、必ず人から見て地味であるトレーニングを継続しています。

 
では、正しいトレーニングとはなんでしょうか?

 
それが正しい呼吸法です。呼吸法を正しくマスターししっかりと応用することによって声を出すための身体が出来上がってくるのです。そして息と身体と声を一体化させていきます。

 
専門家はこれを声と身体と息の同化といいます。それにより声を出すための身体という器を磨き上げていくのです。それまでの枠に収まるのではなく枠から飛び出すように創造と破壊を繰り返して、自分の身体という器を大きくしていく努力が必要となります。

 
もし歌い手を目指すのでしたら、そこからリズム感や音程感、音楽センスを磨いていく必要がありますが講師はそんな事をする必要はありません。

 
身体という楽器を磨いてその器を大きくしていくだけでいいのです。

模型を使って声の説明をする佐藤政樹

※模型を使って声の説明をする佐藤政樹

■声は伸ばすものではなく、継続して待つもの

 ボイストレーニングに興味のある人の多くは、ここを理解せずに今持っている自分の声を伸ばそうとします。そして声を作っていきます。

 
今の声を伸ばすのではなく、声を出すための身体という楽器を磨き上げるのが先決です。

 
つまり、声は作るものではなくて、器を作ってできるまで待つものであって、声を共鳴させることを覚えるのではなくて、身体が響くようになるまでトレーニングを継続して待つものでもあります。

 
器を作って待つ作業は、一見地味ですが大きな可能性をもたらします。

 
それは、今持っている能力が少しあがって満足するレベルではなくて今の能力の何倍以上の効果をもたらせます。

 
呼吸法のことを知った経営者の方は、呼吸のトレーニングを継続していくうちに自分の心と対話できるようになったと言って頂くことがあります。

 
人前で話す前の自分との対話(緊張のコントロールなど)はもちろん、経営の大きな意思決定の際にも呼吸法は役立つと言われる方もいます。

 
それほど、呼吸法をマスターすることは声の使い方の向上だけではない大きなメリットがあるのです。

 
ビジネスマン向けに、その呼吸法のやり方を詳しく記事にしましたので興味ある方はお薦め記事をご覧ください。

★お薦め人気記事
→ 人前で話す講師向けの声の使い方講座
→ 成果につながるボイストレーニング
→ プレゼンで緊張しなくなるための秘訣シリーズ

 
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企業向けボイストレーニング研修の講師をしました

筆者の3分講師紹介動画

劇団四季出身の研修講師である筆者プロフィールはこちら

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