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講師業のための姿勢矯正マニュアル~画像解説付~

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■講師業のための姿勢矯正マニュアル

人前に立って話す機会の多い士業・講師業などの先生方にとってとても大切なことがあります。

 
それは、姿勢です。

 
姿勢は「姿に勢いがある」と書きます。

 
つまり姿勢が悪い先生は、それだけで受け手が感じるエネルギーが少なくなってしまうのが現実です。

講演中の写真

■第一声を話す前に聴衆はあなたの姿勢をみている

講義やセミナー、講演で第一声を発する前に勝負は決まってしまいます。

 
しっかりとした姿勢で堂々と歩き

 
「みなさん、こんにちは」

 
というのと、

 
猫背でとぼとぼした歩き方の講師が

 
「みなさん、こんにちは」

 
というのでは、聴いている方の安心感も違ってくるものです。

 
個性は大切にするべきですが、姿勢が良くて損をするという事はありません。

 
大手外資系の生命保険会社では有能な営業マンをスカウトする際に姿勢を見るそうです。

 
確かに私が関わったことのある生命保険会社のトップセールスマンは、全員立ち振る舞いが美しいものです。

 
プレゼンテーションも同じです。姿勢が良くて損をすることはありません。

 
では今回の記事では先生業の皆様の姿勢をよくするためのヒントを写真付きでお伝えします。

 
簡単にどこでもできる姿勢矯正法ですので、トライしてみて下さい。

■姿勢矯正法

肩幅に足を開いて立ちます。

両足をそろえて

 
腹底に意識を集中させて両手を左右に広げ、つま先立ちをしましょう。

つま先立ち

 
その状態をキープしてみます。

 
グラグラしてしまう人は、指先やふくろはぎの力でバランスを取ろうとするのではなく腹底の中心でバランスをとるように心がけます。集中して何度も練習するとできるようになります。

ぐらぐらする場合は?

 
両腕を真っ直ぐ下に降ろして腰の左右にすとんとおろします。両手の指先が床の方から引っ張られるように両腕を下に伸ばしてみましょう。

両腕をストンと下に

  

 
その時に両肩が、内側につぼまず背中側に覆いかぶさっていくような意識を持ちます。

悪い例

※肩は内側につぼまない

良い例

※肩は外側に回す意識

 
すると、頸椎が伸びる感覚が掴めるでしょう。

 
顎があがらないように引いて、つむじが天井から引っ張られるように上から全身を引っ張ります。

悪い例

※顎はあげない

良い例

※つむじが引っ張られる意識

 
その状態をキープしたらゆっくりつま先立ちから足を床に付けていきます。その時に、つむじが天井から引っ張られ続けているようにゆっくり下がります。

 
そうしましたら

 
その状態は、上半身にとても力が入っているので、多少崩れても構いませんのでそこから上半身をリラックスさせ腹底だけに力を入れます。

リラックスした状態

上半身はリラックス

 
もうひとつの手はお腹の底に当ててもいいです。

お腹に手を

 
力が入っているのは、バランスをキープした腹底だけ。あとはリラックスします。

 
顎があがらないように注意しましょう。

■まとめ

いかがですか?

 
姿勢が良くなると心に張りも出てきませんか?

 
町を歩くときも背筋がピンと伸びたその姿を意識して、バランスをキープした腹底を前に進める意識で歩いていきましょう。

 
大切なことは習慣化させることです。

 
その意識して姿勢を正していることが、無意識レベルまで落ちた時にあなたの姿勢は見違えるように良くなります。

 
この姿勢が自分の中で普通になると、姿勢が悪い時の自分に対して違和感を持ち始めます。

 
是非、この記事でお伝えしたことを習慣にして講演やセミナーの際に応用してみて下さい。

 
※シェアはご自由です。
この記事を必要としている方にあなたの分かち合う素敵な心を届けてください。

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