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【時間の使い方】一日24時間を最大限に活用する方法

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「いつも時間が足らず何かに追われている。」
「このままではいけないと感じつつも解決策が見つからない。」
「自分だけが効率的に時間を使えていないように感じる。」

あなたはこのように感じることはありませんか?

時間、それは誰にとっても平等に与えられるが、その使い方によって人生が大きく変わるものです。

何かと忙しい現代社会で、一日24時間をどう使うかは誰もが悩む問題ですよね。仕事、家庭、趣味、健康…。多くの人が「時間が足りない」と感じています。

では、その原因は何でしょうか?

それは、時間の使い方が効率的でないからです。

この記事では、一日のスタートで差がつく朝の時間の使い方から、”本当にやりたいこと”を作るための時間管理方法、さらにはデジタルデバイスとの上手な付き合い方まで、時間の使い方をトータルで考えます。

この記事の最後には、一日を振り返って明日へのステップを考える方法もお伝えします。この記事を読むことで、一日24時間を最大限に活用するための具体的な考えとアイデアが得られますのでぜひ最後までご覧ください。

はじめまして、この記事を執筆した佐藤政樹と申します。劇団四季出身の研修講師として【受講生を惹きつけながら気づきと学びを促すことをモットー】に、講演会やセミナーの講師だけに限らず大手企業などでさまざまなユニークで面白い研修を行っております。記事の内容をお読みいただき、もしご興味いただけましたら、ページ最下部のプロフィールや研修内容の詳細をご覧いただけますと幸いです。

時間の使い方:「時間は伸びないが分割できる」新たな視点

「時間は伸びない、が、分割することができる。」

私はこの言葉を初めて知った時に非常に衝撃を受けました。時間を分割するとは一体どういうことなのでしょうか。

特にテレワークなどが当たり前になり、自分で自分を管理しなければ生産性が上がらない現代では、この感覚を理解することにより日々の生活が一変します。

多くの人が1時間単位で時間を考えがちですが、その考え方が実は非効率なのです。例えば、残り時間が20分しかないと思うと、何もしない人が多いですよね。

しかし、その20分を有効に使えば、リフレッシュするための時間にできたり、集中力を戻すために音楽を聞いたり、本を読んだり、ブログを書いたり、学習動画を見て勉強できたりします。

このように時間を細かく分割する考え方は、テレワークなどで特に求められています。

通勤時間がなくなったことにより可処分時間が増え、一日の全てを自分の裁量で使うことになると、時間が増えたことによって逆に何もできなくなる、ことがあるのです。

それは時間の分割ができていないからです。

さらに、この時間の分割は感覚に鋭敏になるとも言えます。1時間を3等分して20分にし、さらに4等分して5分にする。このように時間を分割すると、「あ、5分あるから新規事業のアイデア出しをしよう」という風に考えられるようになります。

短時間で集中することで、逆に良い成果が出ることもあります。

この「時間を無限に分割する」考え方を取り入れることで、日々の充実度は格段に上がります。時間は誰にとっても平等ですが、その使い方一つで大きく人生が変わる可能性が大きくあります。

だからこそ、この新たな視点を活用して、一日24時間、いえ、人生を最大限に活用してください。

時間の使い方:「1日分の時間を見える化する」効率的な優先順位の設定方法

では時間を分割するための能力を高めるためにはどうしたらいいでしょうか。

私があるベンチャー企業にジョインいた時のことです。そのベンチャー企業の経営者は私に独自の時間管理能力をあげるためのトレーニングをしてくれました。

それは「1日分の自分が使った時間を見える化する」というものです。この方法を使うと、自分がどのように時間を無駄にしているのか、また、何を優先すれば時間を効率的に使えるのかが明確になります。

24時間を5分単位で刻まれたエクセル表(プリントアウトしたもの)に書き込んでいきます。これをすると先ほどの章で述べた時間を分割する感覚が体感として残り、日々の生活の視点が本当に変わるのです。

それだけでなく何を優先すれば時間が効率的に使えるかということも理解できるようになります。

例えば、カレーを作る場合を考えてみましょう。具材を買いに行く、料理をする、食べるといった工程があります。ここで、カレーのルーができあがった後にご飯を炊き始めると、食事の時間が遅くなってしまいます。このような場合、優先すべきは「ご飯を先に炊いておく」ことです。

このトレーニングを通じて、時間を細かく見える化することで、無駄な時間を削減し、優先順位を立てる能力が身につき、効率的な一日を過ごすことが可能になります。実際にやってみて本当に筋トレと同じだと感じました。トレーニングによって身につくのです。

この新しい視点を加えることで、時間を分割して優先順位を立てる認識がさらに深まるでしょう。時間は限られていますが、その使い方によっては無限の可能性が広がります。

時間の使い方:「朝を制するものは1日を制する」、その実践法と効果

「朝を制するものは1日を制する」という言葉は、多くのビジネスパーソンにとってお馴染みのフレーズでしょう。

この言葉には深い真実が込められています。朝にしっかりと1日のプランニングを行い、自分自身でシミュレーションをするだけで、驚くほど効率的な1日を送ることができます。

実際に、この方法で2時間以上の自分の時間を作り出すことができると言われています。

何も考えずに朝を過ごす人と、朝の時間を有意義に使う人とでは、その日の生産性に大きな違いが出ます。

成功している経営者やビジネスパーソンの多くは早起きであり、その時間を一日の計画だけでなく、瞑想、散歩、読書などに使っています。これらのルーティンを組み込むことで、1日の充実感も格段に向上します。

最近、早起きに関する良書を読みました。
人生を変えるモーニングメソッド」という本です。

この本では朝に6つの習慣を身につけることで人生にインパクトを起こせると書かれています。その6つの習慣とは

1. 瞑想(サイレンス)
2. アファメーション
3. イメージング
4. エクササイズ
5. 読書(リーディング)
6. 日記(ライティング)

です。私も実際にやってみましたが、特に朝の簡単な1.瞑想と4.エクササイズはとても心身に良い実感があります。頭の回転も早まり一日の充実感が心の内側からみなぎる感覚があります。ぜひ読んでみてください。

しかし早起きが苦手という人も多いでしょう。私もそのうちの一人です。

早起きのコツは、実はとてもシンプルです。それは「早く寝る」こと。

このためには、お風呂上がりにスマホや他のデジタルデバイスを見ないといった自己管理が必要です。スマホに人生を奪われてはいけません。

この新しい視点を加えることで、時間の使い方に対する認識がさらに深まるでしょう。朝の時間を制することで、1日、そして人生を制する道が開かれます。

時間の使い方:デジタルデバイスとの上手な付き合い方

デジタルデバイスは現代生活に欠かせないものとなっていますが、その使い方一つで一日の効率が大きく変わることがあります。

考えてみてください。スマートフォンやパソコンを使っていると、気づいたら時間が過ぎていたという経験はありませんか?SNSやYouTubeに夢中になって、大切な時間を浪費してしまうことも少なくありません。

人生という私たちの中で最も大切な時間をスマートフォンで浪費してしまうのはとてももったいないです。そもそもさまざまなアプリやプラットフォームはタイムシェアを奪うように緻密に設計されています。その罠にハマってはいけません。

このような問題を解消するためには、デジタルデバイスとの上手な付き合い方が必要です。

具体的には、使用する時間を制限する、または特定の時間帯だけ使用するといった工夫が考えられます。例えば、作業中はスマートフォンの通知をオフにする、または「20時以降はプライベート時間としてスマホを切る」といったルールを設定することが有効です。

私は帰宅後はリビングにはスマートフォンを持ち込まないようにしています。意図的に距離を作ることによりスマホに呼ばれているような感覚がなくなるので非常におすすめです。スマートフォンをリビングにもちこまないルールを作ってからは家族との会話の質もあがりとても良い習慣だと思っています。

また、デジタルデバイスの使用目的を明確にすることも重要です。何のためにデバイスを使うのかを考え、それに沿った使い方をすることで、時間を有効に使うことができます。主従関係でいうと主が人間で従がスマホです。

犬の散歩を考えてみてください。犬に首輪をつけてリードを持ち散歩させているのは人間です。人間が首輪をつけられて主人がスマホの状態になっている人が多いです。人生をコントロールされてはいけないのです。

最後に、デジタルデバイス使用の際には、定期的に休憩を取ることをおすすめします。目の疲れや肩こりを防ぐだけでなく、短い休憩が集中力を高める効果もあります。

以上がデジタルデバイスとの上手な付き合い方についてのアドバイスです。これらのポイントを意識して、デジタルデバイスを使う時間も、一日24時間を有意義に使う一環として考えてみてください。

時間の使い方:「本当に大切なこと」に時間を使うための戦略

時間管理の最終目的は、単に仕事の生産性を高めることではありません。それよりも重要なのは、効率的に時間を使うことで「本当にやりたいこと」や「緊急ではないけど重要なこと」「本当に大切な人との時間」を増やすことです。

例えば、私がこの記事を書いているのは平日の火曜日の午前中です。子供が夏休みの最後で、「明後日家族でプールに行きたい!」と一昨日私に伝えてきました。最初は平日に遊びに行くことに抵抗がありましたが、プールに行く前に最低限の仕事をやりきれれば行けると気づきました。

そこで、朝早く起きて最低限の目標を設定し、それを達成するために集中して今、この記事を書いています。出発まであと1時間。この短い時間に集中力が生まれ、効率的に作業ができます。果たして記事が完成するでしょうか笑。

これはひとつの例ですが、時間管理の真の目的は、仕事の生産性を上げること自体ではなく、それを通じて「本当に大切なこと」に時間を割くことです。この意識を持つだけで、日々の生活がより充実し、本当に大切なことに時間を使えるようになります。

まとめ:時間の使い方で一日を有意義に

この記事で取り上げた多くのテクニックや考え方、それぞれが一日24時間を最大限に活用するための重要な要素です。朝のルーティンで一日のスタートを切り、時間を分割して優先順位を立て、本当に大切なことのための時間を作り出しましょう。集中力を高めて時間を使いこなしましょう。さらに、デジタルデバイスとの上手な付き合い方も忘れずに。

最も大切なのは、これらのテクニックやツールを自分自身の生活にどう組み込むか、という点です。一つ一つのテクニックは効果的ですが、それらを組み合わせて使うことで、さらなるシナジーが生まれ、時間の使い方が格段に向上します。

そして、一日の終わりには、しっかりとその日を振り返り、明日へのステップを考える時間を持つことが重要です。一旦立ち止まって振り返りの時間を持つことは最強の学習効果をもたらします。頭の中でPDCAサイクルが回り始めるからです。自分が何を成し遂げたのか、何を学んだのかを確認することで、次の日、次の週、次の月へと更なる成長が期待できます。時間が経てば経つほど複利的な効果が働き成長が加速します。

最後に、時間は誰にとっても平等なリソースです。その使い方一つで、人生が大きく変わることもあります。だからこそ、この記事で学んだテクニックを活用して、一日24時間、いえ、人生を最大限に活用してください。あなたの人生は、あなたが決めるものです。今日を最高の日に、そして明日を更に良い日にしましょう。

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劇団四季出身の講師である筆者プロフィールはこちら

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