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学びと虚しさの関係性〜読書・研修・セミナー受講など〜

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新しい学び(読書・研修・セミナー)と虚しさの関係性

あなたはセミナーを受けたり
本を読んだり
勉強をしている時に

新しい知識を自分の中に入れた時に虚しさに襲われることはありませんか?

「こんなことやっていて意味があるのかな」
「すぐに内容を忘れるし無駄なことではないか」
「あまり理解ができていない自分はダメなやつ」
「もっとやるべきことがあるのではないか」

こんなふうに感じたことがあるかもしれませんね。

そういう私もそう感じることがあります。

そんなあなたにこの言葉を送らせて頂きます。

「確実に意味があるからそのような虚無感は完全に無視しよう」

ではなぜそういえるのか?
今日はそこを深掘って一緒に考えていきたいと思います。

はじめまして、この記事を執筆した佐藤政樹と申します。劇団四季出身の研修講師として【受講生を惹きつけながら気づきと学びを促すことをモットー】に、講演会やセミナーの講師だけに限らず大手企業などでさまざまな研修を行っております。記事の内容をお読みいただき、もしご興味いただけましたら、ページ最下部のプロフィールや研修内容の詳細をご覧いただけますと幸いです。

新しい学びに生まれる虚しさは悪い事なのか

この記事を読んでいるあなたは私の講座の受講生かもしれません。インターネットで検索して偶然出会ってくれたのかもしれません。

例えば動画で新しい知識を学んでいる最中に、理解が思ったより進まなかったり、少し前に習ったことを忘れてしまったり、新しく学んだことを言葉で説明できなかったり。

そんな時になぜか私たちには虚しさが発動します。

多くの方は完璧主義ですから完璧な状態からかけ離れた現在の自分を比較し「すぐに100%できない自分はダメだ」と虚しくなるというやつです。

例えば読書でしたら、そこから発展して「やらなきゃいけないことが目の前にあるのにこんなことしていていいのかなぁ」と思って新しい知識を増やすことを辞めてしまったり。本当にあるあるです。

あなたはどうですか?そんな経験がありませんか?

そもそも、新しいことを学ぶ時に、理解が進まなくて虚しくなる、萎えるということは悪いことなんでしょうか?

脳の性質から虚しさが生まれる理由を考えてみる

脳の性質で考えてみましょう。

私たちは新しい知識を得ると、必ず疑問が発生します。そして同時にその疑問を解決するための情報を得ようと脳が動き始めます。

そして、すぐに解決できない、少し前のことですら忘れている、と感じてモヤモヤし、負の感情を自ら作り出してしまうのです。

しかしそのモヤモヤは脳の記憶効率的には適切な方向に向かっている証拠でもあります。脳が疑問に対する解答を求めて仕方がないです。

だから、

私は今適切なことをしている
脳の機能的にも当たり前のこと

そう考えてモヤモヤはOKと、辞めるのではなくまずは受け止めることが重要。

「わからない、くやしい」
「理解できない、くそぉ」

そう思うのは全然問題ない正常な思考です。

逆に何も学んでいない、学ぼうとしていないとは、そういうことすら感じません。ある意味、能天気なのかもしれません。

だからそこで虚しさに負けて何も学ばない方向に自ら進んで入っていくのは非常にもったいないことでもあります。

普段の行動と3つにわけて考える

ここまで脳の性質からお伝えしました。

では次に私たちの普段の行動から虚しさが起こる理由を考えてみましょう。

大きく分けて私たちの行動を3つにわけてみます。

1つ目:完全に無駄なこと
2つ目:無駄ではないけどすぐに役立たない事
3つ目:すぐに役立つとても有益な事

です。

1つ目の完全に無駄な事とは、わかりやすいのが無駄なSNSの閲覧や電車の中でのスマホゲームなどです。あとは目的のないダラダラとした時間。

2つ目の無駄ではないけどすぐに役立たない事とは、たとえば読書や将来のための勉強や一日の振り返りやセミナー受講です。

3つ目のすぐに役立つとても有益な事とは、今の目の前の課題や緊急性のある学習や即成果となることや即効性のあるものです。

多くの方が1つ目の時間で一度きりの人生を消費しています。
電車に乗った時にスマホ信者になっている周りの光景を見れば明らかでしょう。

逆をいうと8割以上の人がスマホに人生をコントロールされていますので、1つ目の時間から脱却してスマホをコントロールし、音声学習やアイデアだしなどアウトプットの時間に当てればそれだけで、1つ目の時間に人生を消費されている人よりは大きな成長の差をつけることができます。

2つ目の無駄ではないけどすぐに役立たない事ことこそが、虚無感が発生しやすい時間なのです。しかしこの2つ目の時間は将来のあなたの資産をつくるうえでもとても重要な時間です。

特に若手にとっては、目の前の快楽ではなく、将来の自分の価値を作り出す超重要な時間とも言えるでしょう。

しかし即効性や即成果が出ません。すぐに役立ちません。自分が進化・成長している実感が湧きません。だから不安になります。本当に自分の役に立っているのかな、とその時間の過ごし方を疑問に思ってしまうのです。

そして1の時間を自分で選ぶのか、それとも即効性を求めて3の目の前のことだけに意識が向かい、短期視点になってしまいます。

長期視点になれば2の時間は将来の自分の価値を指数関数的に高めるのに。

非常にもったいないことです。

最初は何事も低空飛行

短期視点と長期視点の話をしました。

この短期視点と長期視点の常に考えて行動していくことは特に若手は重要です。なぜなら長期の視点の時間が若いだけではるかに中高年よりも長いから。ある意味若さの特権でもあります。

2つ目の時間は、将来の自分に大きく収入やメリットとして還ってくる時間です。

しかしその2つ目の時間は繰り返しますが

・すぐに役立ちません
・自分の成長が感じられません
・進化が感じられません

これはある程度仕方がないことです。何事もそうです。最初は低空飛行できつい。

そんな時に贈せて頂いた言葉が最初の言葉です。

「確実に意味があるからそのような虚無感は完全に無視しよう」

すぐに理解できなくてモヤモヤしてしまうこと、すぐに役立たないから虚しくなってしまうこと、自分が成長している気がしなくてネガティブになってしまうこと。

これらは確実に意味があります。
脳が回答を求めて動き始めます。
情報収集しようと無意識に働きかけます。
アンテナの立ち方が変わります。
気づかないうちに視座が高くなり学習をしていない周りとは見える景色が変わります。

学ぶことすらしない人とは明らかに将来得られる価値やメリットや収入が変わります。無駄なことはありません。

すべてがつながっています。必ず点と点が線になります。

無駄なことはないということを認めないと何もできなくなってしまいます。逆になにもしないで悩んでいるのがいちばんの無駄なことでもあります。

そのためには一つのことに盲目的になって集中することが大事

私はフリーターから劇団四季の主役になった経験がありますが、主役として出演した舞台のカーテンコールが降りた後、フリーター時代のひとつひとつのアルバイトの経験が全てつながって線となり、この結果がれられたと実感しました。

そしてその後も様々な困難がやってきましたが、全ての線がつながり今は面となった感覚があります。

2つ目の時間は確実に意味があります。

あなたにとって2つ目の時間はどんなものですか?

その虚しさを無視し、その時間を少しでもいいので大切にし集中して過ごしていきましょう。

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