コラム|佐藤政樹 劇団四季元主演 オフィシャルHP

夢と感動を届ける人材育成トレーナー 佐藤政樹
HOME > コラム > 「QCサークル発表会」講演での嬉しい感想

「QCサークル発表会」講演での嬉しい感想

LINEで送る
Pocket

QCサークル関東支部での講演

 

QCサークル関東支部茨城地区でゲスト講師として講演をしてきました

QCサークル関東支部茨城地区でゲストとして講演をしてきました。

テーマは、QCサークル発表会で人気の演目である

「劇団四季に学ぶチームワークの作り方」
〜一人一人がリーダーシップを発揮して最高の成果を作る〜

です。

(QCサークルとは、QC活動とは、同じ職場内で品質管理活動を自発的に小グループで行う活動の事。)

講師を務めた私が出演していた劇団四季のライオンキングは、20年以上も上演を続けていて1000万人以上の人々が劇場に訪れているロングヒットの作品です。

なぜ、そんなロングヒットが可能なのか?
どうしてクォリティをキープできるのか?
モチベーションのキープはどうしているのか?

それをチームワークにひもづけながら、お伝えさせて頂きました。

はじめまして、この記事を執筆した佐藤政樹と申します。劇団四季出身の研修講師として【受講生を惹きつけながら気づきと学びを促すことをモットー】に、講演会やセミナーの講師だけに限らず大手企業などでさまざまな研修を行っております。記事の内容をお読みいただき、もしご興味いただけましたら、ページ最下部のプロフィールや研修内容の詳細をご覧いただけますと幸いです。

QCサークルの2つめの理念からアプローチしてみる

QCサークルには3つの理念があります。

その理念とは

1.企業の体質改善・発展に寄与すること。
2.人間性を尊重し、生きがいのある明るい職場を作ること。
3.人間の能力を発揮し、無限の能力を引き出すこと。

QCサークル活動に限らず、会社の経済を合理化させる、つまり売上をあげるためには、体質改善や組織の活性化、一人一人の能力がどれだけ発揮される仕組みがあるかはとても重要な事です。

しかし、合理化や改善に注力しすぎてしまうと、働く一人一人の関係性が希薄になってきてしまう部分もあるので非常にバランスが難しいという話はよく聞きます。

特に、QCサークルの2つ目の理念である「人間性を尊重し、生きがいのある明るい職場を作ること。」が希薄になってきてしまう部分がどうしてもあるのです。

組織では、一見無駄と思えるところから新しい発見やクリエイティビティが生まれることはよくありますし、合理化を進めすぎると特に新人などは自発的な行動や意見がでなくなることもあります。

今回の講演では、チームワークの話をしながら、QCサークルの理念の中でも大切な部分である「2」について話が展開していきました。

そして、それが受講生に強烈な気づきをもたらしたようです。

チームワークの作り方講演

 

QCサークル講演会での強烈な気づきとは?

今回の講演のなかでは、話の流れで”私の家族とのコミュニケーションの取り方”を話しました。

私は、チームワークの話をするうえで、家族との関係性がとても大事だと思っています。

なぜならば、組織でのチームワークを作っていくのも大事ですが、家庭との関係性が希薄でバラバラな人が、組織のチームワークをどうやって良くしていけるかと思うからです。

私は、家族との関わり方を深め結束を高めることが、仕事のチームワークにも繋がることだと感じます。

この私が実際にしている取り組みがインパクトを与えたようです。

講演で語る佐藤政樹

 

QCサークル講演会の受講者の感想

講演後にこんな感想をいただきました___。

今日はチームワークをよくするために言葉が大切だとういうことを聞きましたが、佐藤さんが思わぬ展開から話してくれた佐藤さんの家族へのコミュニケーションの取り方が心に刺さりました。

確かに私は、妻や子供とのコミュニケーションの取り方が、会社のなかで無意識に出てしまっていると思います。妻や子供に「あーしろ、こーしろ」と言ってたらどんなに会社で繕っても、そのスタンスは表に出てしまっていると感じました。

実際に妻とは喧嘩ばかりです。

妻との関係が悪い時は仕事も本当にうまくいきません。
朝、喧嘩して出発すると一日中引きずってどこかで沈んだ気持ちが抜けません。

家族との関わりがこんなでは、チームワークもくそもありませんね。

自分が考えてくれている以上に妻はいろんなことをしています。

佐藤さんが言うように、当たり前のことを当たり前と思わず、思っているだけではなく
言葉として感謝の気持ちを伝えてみることは大切なことです。

恥ずかしいですけどね。

佐藤さんが言ってくれたように奥さんに花を贈って日頃の感謝を行動で伝えます。大きな花でなくていいのですね。些細なものでも。明日必ずやります。

どうしても記念日くらいにしか、プレゼントなどしませんが、女性にとっては記念日の花よりも日頃の感謝の気持ちを現した花は何倍も嬉しいのかもしれませんね。

佐藤さんの話を聞いて、自分の妻への接し方を見直してみるきっかけになりました。

外ではなく内ですね。

家族との絆が今よりも強くなったら、なんだか毎日が幸福感にあふれそうでワクワクします。それが会社のでチームワークにいい影響が出そうです。

本当にありがとうございました___。

QCサークル関東支部の皆様と

 

人と人と繋げるものとは?

私が実際に取り組んでいることは簡単なことです。

ハートマークのシールを見えるところに貼っておいて、朝起きた時と夜寝る前にそれを見て自分に問いただすだけです。

「今日はハートの内側(言われて嬉しい言葉、感謝の言葉、態度や行動)が使える(た)かな?ハートの外側(言われて嫌な言葉や態度、行動)がなかったかな?」と。

言葉や行動として表現していない愛情は、どんなに大きなものであっても伝わっていないのと同じです。

水の中に沈んだ石が、潜在的な愛だとしましたら、その石を沈めておくのではなくて拾い出して言葉として表現することが大切です。

マザーテレサも、「愛は行動を伴うもの」と言っています。

愛する気もちがあっても、相手に何もしなければ、
愛がないのと変わらないのではないでしょうか___。(マザーテレサ)

思っているけど言わない。
伝わっていると思っている。

こういう方はとても多いです。職場のリーダーは、ともに働くメンバーに対して挨拶はしているでしょうか?

ただの挨拶ではありません。眼を見てしっかりと自分の言葉を相手に渡す意思のある挨拶です。

リーダーは、ともに働くメンバーに対して感謝の言葉を伝えているでしょうか?「ありがとう」を伝えているでしょうか?当たり前のことを当たり前と思わず、人と人とを比較せず、できるようになったことやせいちょうしたところに眼を向け、人の良いところをみる習慣をつけ、それを言葉として表現しているでしょうか?

それが「言葉の力」です。無意識で使っているこの言葉の意識が変わればチームは大きく変わります。形骸化した会話をしているチームではチームワークは生まれません。自分たちの使う言葉に意識を向け磨いていくのです。

その顕在化した行動や思いやりが、人と人とをつなげチームの固い絆へと結びついていくのは間違いありません。

それがQCサークルのふたつめの理念である「人間性を尊重し、生きがいのある明るい職場を作ること。」を体現することにつながることは間違いないでしょう。

【QCサークル特別講演主催者様の声】

【関連記事】
(上場企業)QCサークル発表会で講演の講師をしてきました
(上場企業)QCサークル発表会でチームワークをテーマに講師をしてきました。

筆者の3分講師紹介動画

「面白い講演会」で社員の成長をサポート!詳しくはお問合せください。

劇団四季出身の講師である筆者プロフィールはこちら

LINEで送る
Pocket

「人前で話す直前に見る究極のバイブル」
 
・なぜ、人は感動するのか?その表現の本質
・人前で話す人は必見の伝達力を高める5つの原則
・うまく話せなくても伝わるのはなぜか?

など人前で話すビジネスパーソンに役立つ情報満載です。
無料ですので、ぜひダウンロードしてください!!

SNSでも発信してます
 
テーマ: 講演・研修のお客様の声 タグ: , , ,

関連する記事

カテゴリー「講演・研修のお客様の声」の記事