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QCサークル関東支部茨城地区でゲスト講師として講演をしてきました
QCサークル関東支部茨城地区でゲストとして講演をしてきました。
テーマは、QCサークル発表会で人気の演目である
「劇団四季に学ぶチームワークの作り方」
〜一人一人がリーダーシップを発揮して最高の成果を作る〜
です。
(QCサークルとは、QC活動とは、同じ職場内で品質管理活動を自発的に小グループで行う活動の事。)
劇団四季のライオンキングは、15年以上も上演を続けていて1000万人以上の人々がみているロングヒットの作品です。
なぜ、そんなロングヒットが可能なのか?
どうしてクォリティをキープできるのか?
モチベーションのキープはどうしているのか?
チームワークにかけながら、お伝えさせて頂きました。
QCサークルの2つめの理念からアプローチしてみる
QCサークルには3つの理念があります。
その理念とは
1.企業の体質改善・発展に寄与すること。
2.人間性を尊重し、生きがいのある明るい職場を作ること。
3.人間の能力を発揮し、無限の能力を引き出すこと。
QCサークル活動に限らず、会社の経済を合理化させる、つまり売上をあげるためには、体質改善や組織の活性化、一人一人の能力がどれだけ発揮される仕組みがあるかはとても重要な事です。
しかし、合理化や改善に注力しすぎてしまうと、働く一人一人の関係性が希薄になってきてしまう部分もあるので非常にバランスが難しいという話はよく聞きます。
特に、QCサークルの理念である「2.人間性を尊重し、生きがいのある明るい職場を作ること。」が希薄になってきてしまう部分がどうしてもあるのです。
組織では、一見無駄と思えるところからクリエイティビティが生まれることはよくありますし、合理化を進めすぎると特に新人などは自発的な行動や意見がでなくなることもあります。
今回の講演では、チームワークの話をしながら、QCサークルの理念の中でも大切な部分である「2」について話が展開していきました。
そして、それが受講生に強烈な気づきをもたらしたようです。

強烈な気づきとは?
今回の講演のなかでは、話の流れで”私の家族とのコミュニケーションの取り方”を話しました。
私は、チームワークの話をするうえで、家族との関係性がとても大事だと思っています。
なぜかというと、組織でのチームワークを作っていくのも大事ですが、家庭との関係性が希薄でバラバラな人が、組織のチームワークをどうやって良くしていけるかと思うからです。
私は、家族との結束を深めることが、仕事にも繋がることだと感じます。
この私が実際にしている取り組みがインパクトを与えたようです。

QCサークル講演の受講者の感想
講演後にこんな感想をいただきました___。
今日はチームワークをよくするために言葉が大切だとういうことを聞きましたが、佐藤さんが思わぬ展開から話してくれた佐藤さんの家族へのコミュニケーションの取り方が心に刺さりました。
確かに私は、妻や子供とのコミュニケーションの取り方が、会社のなかで無意識に出てしまっていると思います。妻や子供に「あーしろ、こーしろ」と言ってたらどんなに会社で繕っても、そのスタンスは表に出てしまっていると感じました。
実際に妻とは喧嘩ばかりです。
妻との関係が悪い時は仕事も本当にうまくいきません。
朝、喧嘩して出発すると一日中引きずってどこかで沈んだ気持ちが抜けません。
家族との関わりがこんなでは、チームワークもくそもありませんね。
自分が考えてくれている以上に妻はいろんなことをしています。
佐藤さんが言うように、当たり前のことを当たり前と思わず、思っているだけではなく
言葉として感謝の気持ちを伝えてみることは大切なことです。
恥ずかしいですけどね。
佐藤さんが言ってくれたように奥さんに花を贈って日頃の感謝を行動で伝えます。大きな花でなくていいのですね。些細なものでも。明日必ずやります。
どうしても記念日くらいにしか、プレゼントなどしませんが、女性にとっては記念日の花よりも日頃の感謝の気持ちを現した花は何倍も嬉しいのかもしれませんね。
佐藤さんの話を聞いて、自分の妻への接し方を見直してみるきっかけになりました。
外ではなく内ですね。
家族との絆が今よりも強くなったら、なんだか毎日が幸福感にあふれそうでワクワクします。それが会社のでチームワークにいい影響が出そうです。
本当にありがとうございました___。

人と人と繋げるものとは?
私が実際に取り組んでいることは簡単なことです。
ハートマークのシールを見えるところに貼っておいて、朝起きた時と夜寝る前にそれを見て自分に問いただすだけです。
「今日はハートの内側(言われて嬉しい言葉、感謝の言葉、態度や行動)が使える(た)かな?ハートの外側(言われて嫌な言葉や態度、行動)がなかったかな?」と。
言葉や行動として表現していない愛情は、どんなに大きなものであっても伝わっていないのと同じです。
水の中に沈んだ石が、潜在的な愛だとしましたら、その石を沈めておくのではなくて拾い出して言葉として表現することが大切です。
マザーテレサも、「愛は行動を伴うもの」と言っています。
愛する気もちがあっても、相手に何もしなければ、
愛がないのと変わらないのではないでしょうか___。(マザーテレサ)
当たり前のことを当たり前と思わず、人と人とを比較せず、人の良いところをみる習慣をつけ、それを表現してみましょう。
その顕在化した愛情や思いやりが、人と人とをつなげチームの固い絆へと結びついていくのは間違いありません。
【QCサークル特別講演主催者様の声】
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Masaki Sato
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