■QCサークル(上場企業メーカー様)での今回のテーマ
上場企業(メーカー様)のQCサークル発表会のゲスト講師として400名以上の方にお集まりいただき講演をしてきました。
テーマは
「劇団四季に学ぶチームワークの作り方」
〜ひとりひとりがリーダーシップを発揮して最高の成果を作る〜
というものです。
QCサークル発表会での講演のテーマとしてこの「劇団四季に学ぶチームワークの作り方」はQCサークル関係者からお問い合わせもたくさんいただき、とても人気となってきました。
QC活動は、同じ職場内で品質管理活動を自発的にグループで行うため、プロの世界のチームワークを学びたいというご要望があるからのようです。
様々な職場で小集団活動を有効に進めるためには、やはり目的意識の共有や良好なコミュニ ケーションなど、チームとしてのまとまり(強さ)が重要です。
一つ一つに目的意識をしっかりと持ち共有していくことや、コミュニケーションの真髄をお伝えする上で劇団四季のチームビルディングや意識はとても参考になります。この講演を通じ、チームワークの大切さとそれを実現するためのヒントを掴んで各職場に持ち帰っていただき、所属 する組織のパフォーマンスが向上すればと思って熱く講演をしてきました。
■チームワークをよくする上で欠かせない3つのこととは?
舞台という世界では最高のチームワークが求められます。ライオンキングは、日本の総人口の1/10にあたる1000万人もの観客が観劇し、今もロングヒットを続けています。
ライオンキングは基本的にルーティーンワークです。
しかし、観客に感動を届け続けています。それはチームワークをよくする上で3つのことが洗練されているからです。
それは
言葉
態度
行動
です。
さらに、コミュニケーションもマネジメントも人材育成においてもチームワークにおいても絶対に欠かせないものがあります。
それが「言葉」です。
この言葉の意識を40年以上かけて追求し、感動レベルまで洗練させてきたのが劇団四季です。
逆を言うと、私たちが普段使う言葉の意識を変えていくだけで、コミュニケーションが円滑になり、組織の活性化や生産性の向上などにも繋がるのです。
はじめにプロの世界での「言葉」の意識のお話をしました。
■言葉が変わればチームワークは確実に良くなる
私は講師として登壇前に、QCサークルの発表者のプレゼンを聞いていました。プレゼンが終わった後の質問でこんなことがありました。
新人が多いチームだが、チームワークがよい理由は何かあるのですか?
その時にプレゼン者がこう答えていました。
「上司が各メンバーの中にに現れている変化に気づき、言葉で伝えてくれる」
「努力やプロセス、日頃の好ましい言動を、言葉で伝えあっている」
「時間をとって腹を割って話をしている」
これを聞いて、やはり、と感じました。
コミュニケーションがチームワークの根本です。そのコミュニケーションをしっかりと良くしていくのに必要なことは言葉の意識を高めていくということです。
講演の中では、”言葉が伝わる”を見える化してお伝えしていきました。
皆さんにお喜びいただいたようです。
当たり前のことですが、言葉が変われば組織は変わります。
今回の講演が参加者にとって大きな気づきとなり、自ら考え行動し、職場を活性化させ成果を出し、チームワーク良く働く喜びを自ら掴み取ってくださることを期待しています。
400名の参加者は、各事業所の管理・監督者。皆さんの少しでも吸収しようとする姿勢や集中力はすごいものがありました。
このコラムでは、多くの方が何となく感じてはいるけれど、言葉にして整理できないことを、プロの表現の世界で生きてきた私が言語化して説明することを目的として書いています。是非、他の記事も合わせてお読みください。
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【QCサークル特別講演主催者様の声】
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