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「感動を生み出す組織の人材育成術」講演会の講師をしてきました

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人材育成講演会

「感動を生み出す組織の人材育成術」講演会の講師をしてきました

日本経済を影で支えているある独立行政法人様で講演会を行いました。

テーマは
劇団四季に学ぶ「感動を生み出す組織の人材育成術」

です。

独立行政法人とは、各府省の行政活動から政策の実施部門のうち一部の事業を分離し自律的な運営を行う、独立した法人格をもつ組織です。

非常に特別な事業をされているので普段でしたら絶対に入れないような場所で講演会を行わせて頂きました。

はじめまして、この記事を執筆した佐藤政樹と申します。劇団四季出身の研修講師として【受講生を惹きつけながら気づきと学びを促すことをモットー】に、講演会やセミナーの講師だけに限らず大手企業などでさまざまな研修を行っております。記事の内容をお読みいただき、もしご興味いただけましたら、ページ最下部のプロフィールや研修内容の詳細をご覧いただけますと幸いです。

人材育成がテーマの講演会の背景

この独立行政法人様は、日本経済の社会的基盤となる情報サービスなどを提供する組織です。

国家の社会基盤となる重要な業務を遂行するためにこの組織は、やらされ感ではなく一人一人が積極的に業務を進めていく必要がありました。

その際、役職者がどのように部下にかかわったら、意欲的に業務に打ち込むことができるのかを常に模索され、その過程で私をインターネットで見つけて頂き、今回の講演会をオファーして頂くに至ったのです。

パソコンやスマホなどの持ち込みなどが一切できない緊張感のある場。

講和だけという難しい講演会で講師としての力量が求められましたが、結果、組織長はじめ多くの方に大変喜んで頂きました。

人材育成講演会

※写真はイメージです

「感動を生み出す」ための必要な具体的な手法

私がこの講演で特に強調したかったのは、「感動を生み出す組織の人材育成術」を実現するためにはステップ1から3があるということです。

そのステップとは信頼関係→問いかけ→承認です。

人を育成するうえでコミュニケーションの質を高めることが必要ですよね。これには、上司と部下の間に大前提として、信頼関係が構築されていることが必要です。そのうえで、オープンな対話や、フィードバックの正しい方法が求められます。

しかし、人材育成うんぬん言う前に、信頼関係の構築でつまづいている人があまりにも多い。

日頃からどのように信頼関係を構築したらいいのか、具体的な手法をお伝えしました。

そして次に「問いかけ」。

全てを教えようとするのではなく、質問して考えてもらうのが、人の可能性を引き出す上で非常に重要になります。

部下がミスをした場合、「なんでミスをするんだ!」というのか、それとも「今回のミスから何を学んだ?」と問いかけができるかは大きな差を生みます。

そして承認です。承認とは「事実を認めてフィードバックすること」。決して褒めることではありません。言葉には力があります。

特に年次や役職が上がれば上がるほど、言葉には威力が増します。マイナスの言葉でしたら、自分が思った以上に年次が上がることによる威力が加速しているのです。だから上司は自分が使う言葉に意識を向けて磨く必要があります。

最後に、組織文化の醸成です。組織全体として、挑戦を奨励し、失敗を恐れずに新しいことに取り組む文化を作ることが大切です。このような文化が根付くことで、従業員は自ら積極的に業務に取り組み、組織全体の成長に貢献するようになります。

これらの手法と実践例を共有することで、受講者の皆さんには、自分たちの組織においても「感動を生み出す」ための具体的なアプローチを考え、実践していただきくアイデアをたくさんお伝えしました。

次では、受講者の皆さんからの生の声をお届けします。彼らがどのようにこの講演を受け止め、自身の業務にどのように活かそうとしているのか、その感想をぜひご覧ください。

感動を生み出す組織の人材育成術の講演会参加者の声

以下に参加者の実際の声を上げさせて頂きます。

講演会参加者の感想1
引き付けられる講義であっという間に時間が経過して短くも感じた。今までの研修でコミュニケーションを取ることにおいて「傾聴」が大切であると学んできたが、佐藤講師の育成について、子役担当についての育成を基に例えられたことが、自分の部下や子供についても当てはまり、共感する部分が多くとても参考になった。

自職場では年齢構成が幅広く、様々なタイプの職員が在籍している。難しい部分多々あるが、上司として発する言葉には威力があり無意識に圧力を描けてしまっていたのかもしれない状況に気付かされた。育成のスタンスとして「わからせる」のではなく「理解する・理解しようとする」ことを意識して人材育成を心掛けていきたいと感じた。

仕事や仕事以外の際に対しても、自身の質問力を高め、部下に考えさせることで個人能力を引き出し成長させ育成に繋げ、共に成長していきたい。

講演会参加者の感想2
人材を育成するということを意識すると、自分の考えや経験に基づいたことを押し付けがちになってしまう。それが正しいように思っていたが、今回の研修を受講し、そうではなく聞いてあげる、考えを引き出すことが大切だということに気付けた。

質問をして考え方を引き出す、見出せるように導くことは難しいと思うが、私自身そういったことができるよう、日々、努力していきたいと改めて感じ、また、考えさせられた。

講演会参加者の感想3
大変有意義な研修でした。私達の業務にしっかりと置き換えて考えたいと思います。研修内容は共感することばかりでした。組織の一人として、熱量を失わずに、自分の職のプロについて改めて考え、何をするのか、どう一歩踏み出すのかを具体的に整理してみます。再び研修に参加したいです。

講演会参加者の感想4
劇団四季がロングランで顧客に感動を与え続けることが出来る理由の秘密は、人と人を繋ぐ言葉に対する意識が組織を発展させることであることが、講師の熱量とともに感動として伝わりました。

また、育成のスタンスについてもわからせようから相手のことを理解しようとする基本姿勢をもって、問いかけの技術を身に付けて、承認行為の中での過程における相手の到達度を丁寧に聞き込み、決して上から目線で問いかけないことで、相手の気持ちが閉じないようにすることは、今から実践できると感じました。

そして、常に仕事に対して「いかに存在し、何のためにやるか」を意識することで、態度と行動に変容が生まれ周りにも感動を与えられる人となる人材が増えていくと、組織も継続的に発展していくと考えます。今回の研修は大いに参考となる内容なので、機会があれば、一般職員向けに第2弾の研修ができたら良いと考えます。

講演会参加者の感想5
講師の説明が上手く、内容も非常によかった。これまでも組織内で人材育成が重要であるとしているが、具体的に何をすればよいか不明確であったため、今回の研修で学んだことを今後の部下の育成に役立たせたい。

講演会参加者の感想6
具体的な事例を基に人材育成について話をしてもらい非常に分かりやすかった。特に育成のスタンスについて、わからせようという姿勢が強かったと感じるため、理解しようとする姿勢を心掛けたいと思う。また、問いかけについても部下から考えを引き出せるような良い問いかけが出来るように取り組んでいきたいと思う。短い時間の講義であったが非常によかった。

講演会参加者の感想7
製造業を生業として行っている我々の業務(人材育成)に対する考え方とは大きく違い、感動を生み出すことの観点から、人と人との繋がりから言葉であったり態度や行動を第一に実行していくことの重要性を学ぶことができた。今後の職場での人材育成を行うにあたり、少しずつでも試していきたいと思う。

講演会参加者の感想8
大変有意義な研修だったと思います。次回も是非聴講させていただきたいと思いますが、他の職員も参加させていただくともっと良いのではないでしょうか。

講演会参加者の感想9
当組織の人材育成においても、非常に役に立つ内容だったと感じた。部下や他部門の職員と関る際の勉強になった。自身でも、担当だった当時の発言より今の発言の方が相手側の受けるインパクトが大きいことを感じて、気を付けて発言していた。最後のパチンコ玉理論の話で、そのことを改めて確認できた。人財育成についてのプロフェッショナルの話は言葉の説得力があり、聞き入ってしまった。とても良い研修だった。

講演会参加者の感想10
自分が仕事に対し、日々何のためにここにいるのか改めて考えさせられた。人(上司・部下)とのつながりが大切であり、言葉の使い方、コミュニケーションの取り方、「わからせようvs理解する」など、今回の人材育成術を聞いて、目を見て挨拶し、相手の話を聞くことで自分も人も伸びると思った。また、立場が上になればなるほど言葉の威力も上がるという話が印象に残った。

講演会参加者の感想11
言葉の大切さを再認識し、振り返る良い機会となった。信頼関係を築くため、背景、願望、理解度を相手から引き出し発言が出されるような質問の仕方を工夫していきたい。また、相手を認める承認(存在>過程>結果)は重要であり、今回の研修で得た知識を今後の業務に反映していきたい。

講演会参加者の感想12
今回の講師は元劇団員ということで、これまで受講してきた講話とは全く切り口が異なっており、興味深い内容でした。問いかけによって相手の考えを引き出すという研修を過去に受けたことがありますが、具体例を示しながらの説明だったので非常に理解しやすかったです。

講演会参加者の感想13
大変参考になる講話でした。今後企業として成長していくためには、若年層の育成が大変重要な課題になると思っているので、言葉・態度・行動が上司や部下間で共通認識ができていることや、相手を理解するという基本姿勢をもって、個々の信頼関係を築く大切さを学びました。劇団四季にはあまり興味がありませんでしたが、観てみたい気持ちになりました。

講演会参加者の感想14
今までの研修にはない切り口で人材育成の話を聞くことができて非常に勉強になった。問いかけ方、理解しようとするスタンス等、職場で実践していこうと思う。

講演会参加者の感想15
講師自身の体験を通してより実践的な人材育成術を聴講でき、これからの指導育成に役立てたいと考えます。特に、育成のスタンスでは自分自身の向き合い方について反省すべき点に気付かされたところです。問いかけ方一つで人を動かすことができること、また、それにより自分自身の成長にもつながると感じました。あらためて非常に参考になる内容であり、より広く聴講してもらうべきであったと思いました。

今回の講演会の講師まとめ

この講演では、「感動を生み出す組織の人材育成術」をテーマに、具体的な手法と実践例を紹介しました。喜んで頂けたことを講師として嬉しく思います。

知ったことをいかに現場で実践して自分たちのスキルにしていくか。

講演会の講師の関わりと、一回で終わりなので、このきっかけから組織づくりの実践をして頂きたいと思います。

いい話を聞いて終わりにしないためにも。

講演後に組織長の部屋に呼んで頂き、歓談させて頂きましたのでそのことをお伝えしてきました。引き続き、自分の経験を届けていきたいと思います。

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劇団四季出身の講師である筆者プロフィールはこちら

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