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ストレッチの三大奥義教えちゃいます~その2~

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■その1の振り返り

前回のストレッチの奥義その1では、呼吸と動きを一致させることが大切だという事をお伝えしました。

 
ちょっと、難しかったかもしれませんが、

 
簡単に言いますと

 
「息をお腹の底からゆっくり吐きましょう。
その時に、身体を弛緩させましょう。
ストレッチをするのは その息を吐いて身体を弛緩させている時ですよ」

 
ということです。

 
この呼吸と動きの関係を覚えると健康面で効果が表れ始めます。

 
例えば軽い頭痛を解消できる時もあるのです。

■うっ血が原因の頭痛は呼吸法で解消できる

頭痛にはいろんな種類があります。

 
風邪、疲れ、睡眠不足、緊張…etc

 
その中でも、ストレスによるうっ血が原因のものもあるのです。

 
血の巡りが悪くなって新鮮な血液が頭の隅々まで運ばれなくなることによっておこる頭痛。

 
ストレッチの極意その1でお伝えした呼吸と動きを一致させる応用でそのうっ血が原因の頭痛を解消・緩和してしまうことがあるのです。

 
まず、左右の足の裏を合わせるように座ってください。(あぐらじゃないですよ)

 
両手で足の先をしっかりもってください。

 
そこから自分のおへそを正面からみるように覗き込んでください。

 
その状態であごをかるく引きましょう。

頭痛解消のポーズ

 
首の裏、頚椎がのびますね。

 
その状態でストレッチの極意その1で行った呼吸をしてみてください。

 
大事なのは脱力しながら、ゆっくりはき切ることです。(力で上半身を固めないでください)

 
吸う時は一気に吸ってみましょう。

 
何回かやってみてください。

 ・

 ・

 ・

 
頭全体に血が巡る感じがしませんか?

 
ストレスによるうっ血が原因の頭痛の場合はこの呼吸法で治ってしまったりすることがあるのですよ。

 
決して無理するのはやめましょう。あくまでも楽なところで。

 
他の原因の場合もありますので、頭痛が長引くようでしたら早めに病院に行きましょう。

■ストレッチの奥義その2とは?

では本題に入ります。

 
今日のストレッチの極意のテーマは「骨」です。

 
動きを呼吸と一致させることの大切さをストレッチの極意その1でお伝えしました。

 
体前屈を例にしてお伝えしました。

 
息を吐いて脱力する時に大切な意識があります。

 
それは、ピリピリするところの筋肉を伸ばすということを意識してはダメだという事です。

 
なにを意識するのだと思いますか?

 
それが、「骨」の意識なのです。

■身体を二つ折りにする感覚を持つ

壁に取り付けた黒い棒を、茶色の衝立で支えたとします。

衝立

※黒い棒を茶色の衝立で支えた図

 
この茶色の衝立を外したらどうなりますか?

 
黒い棒は壁の方に近づくはずです。黒い棒は下に落ちませんよね。

 
体前屈を行う時にこの意識が大切なのです。

 
上半身を黒い棒。

 
それを支える下半身を壁のように捉えます。

 
息を長く吐いて脱力すると、骨を二つ折りにする感覚があれば自分の胸が膝の方に近づくはずです。

胸が膝に近づく

 
手を地面につけようと上半身を下に降ろそうとしないはずです。

下に降ろそうとはしないはず

 
つまり筋肉を伸ばすのではなく骨の可動域を広げる感覚を持つのです。するとコンパスを閉じる様に、身体が二つ折りになるでしょう。

 
その結果、筋肉が勝手に伸びていくのです。

■まとめ

少し、イメージがつきにくいかと思いましたので動画でまとめてみました。

動画解説(ピアノは生演奏です(笑)。)

 
ストレッチの極意その2骨の可動域を広げる意識を持つ。

 
お分かりいただけましたでしょうか?

 
因みにこんなポーズをするのも骨の意識があります(笑)。

佐藤政樹のポーズ

※徳之島の海にて

 
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では、次回のストレッチの奥義その3では、最も大切な「イメージ」についてお話します。

 
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