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オンラインZoom研修/会議で集中力を維持する7つのポイント〜Zoomを活用して2日間のオンライン新入社員研修を行って〜

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Zoomオンライン新入社員研修

「オンライン研修で2日間なんて…」という声を跳ね除けて

新型コロナウィルスの影響で世の中が大きく揺れ動いています。一向に事態の収束に向かわない中、ついに緊急事態宣言が4月7日に出されました。
 
4月といえば新入社員研修(新人研修)の大切な時期です。多くの新入社員研修の中止や延期がされています。
 
そんな中私たちは「社会に第一歩を踏み出したタイミングでの新人の大切な学習機会を奪ってはいけない」という想いを糧に緊急事態宣言の10日前にZoomを使ってオンラインで新入社員研修を行うことを意思決定をしました。
 
「オンライン研修で2日間12時間なんて…」という声を跳ね除けて実行しました。
 
Zoomを活用したオンライン新入社員研修はたくさんのトラブル等を頻繁に聞くのですが、私たちのチームで研究を重ね、様々な情報を収集し、あらゆるリスクを想定して準備した結果なんとオンライン新入社員研修で26名参加の満足度90%以上を達成しました(人事満足度は100%)!!

Zoomを活用したオンライン新入社員研修↑2日間研修終了直後のチームの安堵の表情
 
Zoom研修は上の写真のチーム(研修設計のプロとお客様対応のプロと講師の私)とともに全身全霊で作り上げました。
 
まさに脳を爆速フル回転させた数週間でした。
 
もし、オンタイムにライブで研修ができなくなった時のことを考えてバックアップ用動画をZoomオンライン新入社員研修本番の数日前に22本合計13時間分を撮影しました。
 
直前には受講生と信頼関係を築くための熱いメッセージ動画も撮影。受講生一人一人を知るためにオンラインアンケートでヒアリング。こまめなお客様対応。
 
他、ここまでやるかというほど、あらゆるリスクを潰しわかったことは「オンラインでも十分、質の高い研修はできる!」ということです。
 
Zoomというツールをどう使いこなすかは当然のことですが、様々な工夫があって、質の高い研修が担保できたと思っています。
 
本来、講師として秘伝にしておきたいところですが、学校教育を含めて、教育機会が減っている若者の未来のために自分の取り組みが参考になればと願い共有させていただきます。
 
もし、参考になったと思えば、ぜひ内容をシェアしていただけたら幸いです。

Zoomオンライン研修とリアル集合研修の違い

講師の立場としてZoomで二日間も研修を行う上で最も重要視したことは「受講生の集中力の持続」の工夫です。一番のポイントは「集中力」です。
 
リアルで対面する集合研修であれば、受講生の集中力を高めることは講師のトークスキルが高ければさほど難しくありません。
 
しかし、オンラインとなるとリアル集合研修とは全く違う工夫と仕組みが必要です。

オンライン研修で受講生が集中力を維持する7つのポイント

そこでオンライン研修で受講生が集中力を維持するにはどうしたらいいか?経験則から7つのポイントでお伝えします。
 
1.1.5倍の話すスピード
2.リアクションの要求する
3.アナログで演出する
4.共通体験の創造する
5.話す機会をつくる
6.ユーモアと人間味を出す
7.想定外を受け入れる

1.1.5倍の話すスピード|オンライン研修で集中力を維持するポイント

私はリアル集合研修よりも話すスピードを1.5倍速に意識しました。これはYoutubeやTikTokなどオンラインコンテンツに日頃から触れている若者であればなおさらです。基本、ゆっくりと話すことは相手が聴く意思を強くもっていて成り立ちます。
 
逆に聴く意思が十分じゃない時にだらだら話すと受講生の集中力はすぐに切れます。なので、話す速度をあげて集中させないとついていけなくする。その代わり、話す時間は1コンテンツにつき10〜15分までと短く区切ります。
 
いわば、マラソン型ではなく、インターバル型(緩急をつける)の方がオンラインで集中力を持続するのには効果が高いのです。

Zoomを活用したオンライン新入社員研修↑劇団四季の元主役も噛みそうになるほどの超高速トーク中!!

2.リアクションの要求する|オンライン研修で集中力を維持するポイント

リアル研修であれ、オンライン研修であれ、一方的に話を聞いているだけでは飽きるものです。そこで、リアルの研修では、受講生に問いかけたり、手をあげてもらったりしますが、オンライン研修でもコレは効果的です。
 
飽きさせないように4分に一回を目安に受講生に話を振って手を上げてもらうなどのリアクションを要求します。

3.アナログで演出する|オンライン研修で集中力を維持するポイント

挙手するボタンやチャット機能などはZoomにありますが、あえてアナログで行う方が効果が高いです。
 
また、講師もスライドを画面共有で移すこともできますが、極力画面共有は使いません。画面共有を行うと、講師が小さくなってしまうからです。リアル研修でも腕の良い講師は、講師に視線を釘付けにさせます。
 
スライドを読み上げるように講師までスライドを見ながら話すと受講生は確実にスライドを見て聴くようになります。しかし、スライドを長時間見ていると集中力は途切れます。伝える力は講師の目の奥にあると言うでしょうか。オンライン上でもアイコンタクトが大事なのです。
 
ですから、講師は受講生の顔だけではなく、カメラレンズを見るようにもします。カメラの奥に真剣に聞いてくれている受講生がいると想像することが大事なのです。
 
これは、ライオンキングなどの舞台上で磨かれました。キャストたちは心の底からサバンナにいる実感をもってステージに立っています。私もオンラインであることを忘れ、目の前にいるんだという実感をもって2日間、研修にあたりました。

Zoomを活用したオンライン新入社員研修↑画面共有機能やチャット機能に頼らずアナログで一体感を演出

4.共通体験の創造する|オンライン研修で集中力を維持するポイント

オンライン研修は講師だけではなく、受講生同士も当然バラバラです。ここで重要になるのが全員の一体感です。一体感をつくることで場を壊す雰囲気を排除し、みんなで良い研修の場をつくるという意識が生まれます。
 
その中で効果的なのが「共通体験をさせること」です。
 
例えば、私が「せーの!」と言ってみんなで「いいね!」をしたり、OKマークをだしてもらったり、画面ごしに握手をしあう「エア握手」も実行しました。
 
休憩は長めにとり、開始直後は姿勢を正して全員で挨拶。ときおりストレッチをいれたりして気分転換も促します。

5.話す機会をつくる|オンライン研修で集中力を維持するポイント

受講生が自ら発言をする機会をつくることはリアルの集合研修においても非常に重要です。
 
参加人数が少ない場合は一人ずつに話をしてもらっても良いですが、人数が多い場合は全員に発言をしてもらうと時間を非常に有し、集中力は確実に低下します。リアル研修であれば、数名ずつのグループに分け、グループワークやテーブルシェアという手法を取り入れます。
 
Zoomを活用したオンライン研修の場合は、ブレイクアウトルームの機能を活用します。参加者を数名ごとのグループに移動してもらい発言がしやすい状況を作ります。
 
ポイントはグループに分かれる前に参加者同士の関係性を作っておくことです。すでに共通体験などを通して、全員で関係性を作っているのでスムーズな進行させることができます。
 
ディスカッション中はダレるチームがいますので、講師(私)の顔をモニターに写し続けて「君たちのことみてるよー」というのが緊張感を保つ上でも重要です。

6.ユーモアと人間味を出す|オンライン研修で集中力を維持するポイント

絶対に忘れてはならないのが「教えること」だけにならないことです。むしろ、余白や人間味を感じられる空気感の醸成が重要になります。
 
ここは何を研修で学んでもらうかにもよりますが、例え話、雑談的なリフレッシュなどをうまく取り入れていきます。私たちのチームはしっかり研究して予め研修の流れを設計したので、絆づくりや感動まで自然に生まれました。
 
通常の研修では、ミュージカルの一幕を披露し、実感してもらうというセッションを取り入れることがあるのですが、今回はオンラインということで予定では省いていました。
 
しかし、研修の最後に意図的に作った余白の時間に、受講生から「ぜひ歌を歌って欲しい」というリクエストが生まれました。完全に主体的に求める姿勢ができている証拠でしたので、思う存分、披露させてもらいました。感動の創造に一役買うことができた瞬間でした。

Zoomを活用したオンライン新入社員研修↑自宅で新人研修をやるとは…(壁紙はオペレーションマニュアル)

7.想定外を受け入れる|オンライン研修で集中力を維持するポイント

オンライン研修はリアル研修とは異なるトラブルが起きることがあります。言うなれば想定外の自体です。しかし、想定外の自体にあわててはいけません。むしろ、共通体験ができるチャンスと捉えるくらいの心構えが重要です。
 
コレは余談ですが、私は自宅をオンライン研修会場にして講義をしていたのですが、インターホンのピンポンがならないように音を切ったりしていたのですが、実は休憩時間中に、突然家中にセコムの警報機が鳴り響きました。
 
防犯でセコムの警備の方が出動するまでになってしまい超絶ピンチになりました。落ち着いて対応し、開始15秒前に全て治まったのは一生忘れません。
 
裏では万が一に備えて事務局メンバーが代役講師として準備していました。そして、それを受講生にありのまま共有すると大盛り上がり!オンラインはこうした人間味の演出が重要だということがわかりました。

Zoomを活用したオンライン新入社員研修の満足度

以下は研修満足度、研修理解度、集中度、時間についてのアンケート結果です。

Zoomを活用したオンライン新入社員研修
Zoomを活用したオンライン新入社員研修
Zoomを活用したオンライン新入社員研修
Zoomを活用したオンライン新入社員研修

Zoomを活用したオンライン新入社員研修の感想

Zoomを活用したオンライン新入社員研修の感想を共有します__。
 
 
・生の授業、研修、セミナーよりも集中できた気がする。

・生とほとんど変わらず安全に参加することができとてもいい機会となりました。

・遠く離れている人達と意見交換をできたのは良かった。

・違う企業の遠い会社の方々と別の場所で同じ時間を共有している感じが新しくて楽しかったです。

・画面の向こう側に講師の方がいて、今までの研修の環境と異なる中で、集中することは難しいと思ったのですが、リアルタイムで繋がっている実感があり、集中することができました。

・画面を通して色んな方々と意見を交換する経験がなかったので新鮮で面白かった。

・2次元での会話であったので、直接会って会話するより少し緊張がほぐれてはなしすることができましました。逆にオンライン上での会話でなかなかお互いの距離を縮めにくい部分もあるように感じました。

・オンラインでの研修ということで、集中出来るか不安であったがメリハリがあって対面式のものよりも集中出来た。

・画面1枚通しているので普段なら恥ずかしくなってしまうものもはっきりと言えたりもするのかなと思ったりもします。

・初めてオンラインの授業を受けました。その場の雰囲気などは感じる事が出来なかったですが、先生と「いいね!」やエア握手など体を動かすことでコミュニケーションの一環として緊張がほぐれた気がしました。

・同じ会社の同期と仲良くなることができました。

・普段の授業や研修とは違い、リアルではないので手で丸を作ったり色々なルーティンが楽しく、団結力に繋がったと思う。

・声も聞きやすく画面も綺麗に見えたので緊急事態の時にはまたオンライン研修をしたいと思った。

・この状況で、中止にせずオンライン研修で開催していただきたことがとてもありがたいし、今回の二日間で私は意識が変われました。本当に自分のためになった研修会でした。初めて参加して、最初は緊張してあまり話せなかったのですが、途中から慣れてきて積極的に話すことができました。

・今回のようなZOOMを活用したオンライン受講は初めてでした。他の会社の方々とのやりとりや意見などを全体に共有できるのはメリットだと感じました。

・講師の方の時間と各班での時間を設けることで自分の考えなどを整理しまとめるとこができ、また全体に共有して新たな考えなどを導くことができました。

・またリアクションなどを大きくとることの大切さ、相手に伝わっているのかを聞く側がリアクションするのも改めて大切だなと実感しました。これからは日常生活においても話を聞く際にはうなずくなどの動作を行い伝わっているのだという意思表示も行っていきたいです。

・またオンライン受講であってもエア握手やいいねなどの動作があることでオンライン上ではありますが参加型のオンライン講座だなと思い楽しく学ぶことができました。

・初めてのオンライン受講をしてみてリアルで会うより緊張しなかったので私自身リラックスして受講することができた。

・他の企業の方々と意見交換をすることで、自分と違った考え方の人もいたので考え方の幅が広がったし、とても参考になった。

・ファシリテーターをする際に上手く進行できなかったり、時間配分ができていなかったのでそこをこれから改善していきたいと思った。何事にも不安に思っているのは自分だけではないのだなと分かり、心強かったのでこれから仕事を頑張っていきたいと改めて思いました。

・画面越しでも情熱が伝わってくるような研修で、社会人としての自覚を持って今回学んだことを活かして頑張っていきたいと思いました。

・同期の人とも今回の授業でディスカッションをしたりしてみんなの意見を聞いてみんなのことを知れたし、前よりも仲良くなれた気がするのでこのまま同期の仲間を大切にしようと思いました。

・コロナが流行っている中わざわざオンライン受講をしていただきありがとうございます。今回の受講で私自身仕事に対しての考え方がとても変わりました。

・このような情勢の中、参加型のセミナーを開催していただきありがとうございました。楽しく学ぶことができました。

Zoomを活用したオンライン新入社員研修のまとめ

今回の挑戦を振り返ると、コロナの嵐が過ぎ去るのを願っているだけでなく、今の自分にできることにフォーカスし、どんどん自分をアップデート&進化していこうと改めて思います。

Zoomを活用したオンライン新入社員研修↑このA5サイズのオリジナルテキスト「On the Stage」も好評でした
 
YoutubeやZoomやGoogleFormなどLoomなどそれぞれのメディアの特徴をフルに融合させお客様に誠実に向き合ったのは大きな自信になりました。
  
今の日本の中でも誇れるオンライン研修のノウハウが溜まったと思っています。
 
この内容が、集合研修ができなくなりどのように研修をしていくのか悩んでいる企業や学校、または教室や習い事などやっている方に役立てていただけたら幸いです。ぜひ、参考になったと思われたらSNSなどでシェアしていただければと思います。
 
コロナ騒動の中、教育訓練における政府の助成金制度も整ってきました。今は苦難の時期ですが人材育成を忘れずに乗り越えた企業は強くなると感じます。
 
私自身も予定していた集合研修や講演のほとんどが延期になりましたが、逆にオンラインでのご相談をいただくようにもなりました。ぜひ、オンライン社員研修でもお役にたてればと思っておりますので、「こんな内容できますか?」「こんな対象に対してやってほしい」などご協力できることがあれば、ご遠慮無くご連絡ください。
 
佐藤政樹プロフィールはこちら
Zoomオンライン研修の運営質問・お問い合わせはこちら

学習設計(ラーニングデザイン)の視点でのこちらの記事もぜひご覧ください
Zoomオンライン新入社員研修↑クリック

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