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必見!在宅勤務での集中力を高める5つのテクニック

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「在宅勤務は集中力が続かない…。」
「いろんな誘惑があって気が散る…。」
「時間はあるのになぜか効率が悪い…。」
 
在宅勤務中にこんな悩みを感じたことはありませんか。
 
在宅勤務が一般的になってきた今日、多くの人が「集中力が続かない」という問題に直面しています。
 
家での仕事は自由度が高い一方で、その自由度が気が散る原因にもなり得ます。テレビが見える位置にいる、家族が声をかけてくる、冷蔵庫が目の前に…。そういった環境は、どうしても集中力を削ぐものがあります。
 
「でも、どうすればいいの?」と思っているあなた。
 
私は2014年から在宅勤務をしてきた経験があります。世界的な感染拡大の影響で在宅勤務が一般化されるはるか前です。当時お世話になっていた社長が「出社義務なし。すべて自由、ただし成果は自己責任」というスタンスだったのです。
 
在宅勤務中に集中力を高めるテクニックは必須でした。
 
この記事では、私が実体験から学んだすぐにできる5つのテクニックを紹介します。部屋のレイアウトから食事、休憩方法まで、幅広くカバーしていますので、ぜひ最後までお読みください。

はじめまして、この記事を執筆した佐藤政樹と申します。劇団四季出身の研修講師として【受講生を惹きつけながら気づきと学びを促すことをモットー】に、講演会やセミナーの講師だけに限らず大手企業などでさまざまな研修を行っております。記事の内容をお読みいただき、もしご興味いただけましたら、ページ最下部のプロフィールや研修内容の詳細をご覧いただけますと幸いです。

在宅勤務での集中力を失う瞬間:共通の罠とは?

在宅勤務は自由度が高く、満員電車に揺られて通勤で疲弊するような日々を送ってきた多くの人にとって魅力的な働き方ですが、その自由度が逆に集中力を奪ってしまうことがあります。
 
家での仕事中に突然SNSをチェックしたくなる、テレビが気になる、家族やペットが気になるなど、多くの「気が散る」要素が存在します。
 
私自身も2014年から在宅勤務を始めた当初にこのような経験をしました。
 
パタゴニアというアメリカの西海岸に本社がある会社があります。この会社の経営者であるイヴォン・シュイナードは「社員をサーフィンに行かせよう」という有名な本を出しています。
 
その本の中でイヴォンは「社員を子供を扱うように細かく管理していてはいけない、自分で自分をしっかりと管理し、いい波が来たら人に迷惑もかけずにすぐにサーフィンに行けるくらいでなければならない」
 
と伝えています。私が実際にパタゴニアの本社に見学に行った際は、社員がサーフボードを持ってサーフィンに出かけるところを目の当たりにしました。
 
在宅勤務も同じだと思います。好きなことや誘惑が目の前にある在宅勤務だからこそ自分で自分のことをしっかりと管理する必要があるのです。
 
今まで人から管理されることが当たり前になっていた人は、自己管理がなかなかできないのが現状です。
 
パタゴニアに刺激を受けた私が実践したのは、まず「気が散る要素」を明確にすること。それが何であれ、自覚することで対策が立てやすくなります。
 
たとえば、SNSが気になる場合、仕事中はスマホを別の部屋に置く、または通知をオフにするといった方法が考えられます。これはちょうど、ダイエットで甘いものが気になるなら、それを家に置かないようにするのと同じ理論です。気になるものが目の前にないと、それに対する誘惑も自然と減少します。
 
(スマホを近くに置いてなかったら急な仕事の電話があった時にどうしたらいいのだ?そう思った方がいるかもしれませんので具体的なテクニックを後ほどお伝えします。)
 
このように、在宅勤務で集中力を失う瞬間は、多くの場合「気が散る要素」に起因しています。
 
その要素を明確にし、それに対する具体的な対策を立てることで、集中力を維持することが可能です。次のセクションでは、部屋のレイアウトが集中力に与える影響について詳しく解説しますので、ぜひお読みください。

在宅勤務での「気が散る」を解消!部屋のレイアウトのコツ

部屋のレイアウトは、在宅勤務での集中力に大きな影響を与えます。多くの人が「なぜか集中できない」と感じる瞬間、その背後には部屋のレイアウトが関係していることが多いのです。
 
例えば、デスクが窓際にあると、外の景色や通り過ぎる人々に目が行ってしまい、気が散ることがあります。
 
私も2014年から在宅勤務をしてきましたが、最初はデスクの位置や部屋の照明に悩みました。どうにかして集中力を高めなければならないと感じていました。そこで試行錯誤の結果、いくつかのコツを見つけました。
 
まず、デスク上は出来るだけ何もおかない方が良いです。書類など、目に入る情報をできる限りなくします。不必要なものが多いと、それが気になって集中力が途切れがちです。受験生が成績を伸ばすためには、机の整理整頓から始めることが当たり前なのと同じです。


 
また、背後に壁を感じることで、集中力が高まると言われています。私は速読講座を受けたことがあるのですが、速読での集中力の秘訣は自分の背後になにか物体を感じる、とのことでした。ですから私はすぐ後ろに壁がある状態で仕事をしています。
 
次に、照明は自然光が一番ですが、それが難しい場合は、明るすぎず暗すぎない、目に優しい照明を選びましょう。これは、目の疲れを防ぎ、長時間の作業でも集中力を保つためです。
 
以上のように、部屋のレイアウトには集中力に影響を与えるいくつかの要素があります。これらを意識して部屋を整えることで、在宅勤務でも高い集中力を維持することが可能です。

在宅勤務での食事と集中力:何を食べるかがキー!

食事と集中力の関係は密接であり、在宅勤務での集中力を高めるためには、何を食べるかが非常に重要です。多くの人が知らない事実ですが、食事の内容によっては、集中力が途切れやすくなることもあります。
 
例えば、糖分が多い食べ物を摂ると、一時的にエネルギーは上がりますが、すぐに急激に下がってしまい、その結果、集中力も途切れがちになります。
 
私も2014年から在宅勤務をしてきましたが、食事は本当に仕事の成果に影響した実感があります。食事と集中力について様々な本を読んで勉強し、いくつかのコツを見つけました。
 
まず、集中力を高めるためには、タンパク質が豊富な食べ物がおすすめです。タンパク質は、脳の働きをサポートするアミノ酸を提供します。これは、車にガソリンを入れるのと同じようなものです。ガソリンがなければ車は動きませんし、アミノ酸がなければ脳も最高のパフォーマンスを発揮できません。
 
次に、糖分は控えめに。糖分が多いと、集中力が途切れやすくなるためです。これは、ジェットコースターに乗っているようなもの。一瞬は楽しいですが、その後のダウンが厳しいです。
 
その時同じ会社のメンバーであった動画制作クリエイターは、お昼ご飯は絶対に白い炭水化物(お米やパンなど)を絶対に食べていませんでした。
 
白い炭水化物を食べた瞬間に血糖値が上がり、その血糖値を下げるためにインスリンが分泌された時に眠気が襲うことを分かっていたからです。
 
在宅勤務で集中力を上げるための食事法は彼からいろいろ教わりました。正直言うと私はお昼ご飯は食べなくてもいいと思っています。1日3食食べなければいけないというのは社会が勝手に作った幻想であったりもします。
 
最後に、水分補給も忘れずに。脳は水分が不足すると、集中力が低下します。これは、植物が水を吸収することで元気になるのと同じです。水分が足りないと、どんどんしおれていきます。
 
以上のように、食事の内容によっては集中力が大きく影響を受けます。在宅勤務で集中力を高めるためには、食事にも絶対に気を付けましょう。

在宅勤務でのブレイクタイム:効果的な休憩方法を探る

休憩は、集中力を高めるために不可欠な要素です。多くの人が「休憩すると仕事が進まない」と考えがちですが、実は逆です。適切な休憩ができれば、より高い集中力と効率を得ることができます。例えば、一気に何時間も作業をするより、25分作業して5分休憩する方が、集中力が持続します。
 
私も2014年から在宅勤務をしてきましたが、最初は休憩の重要性を理解していませんでした。休憩なしで働き続ける日々もありました。しかし、その結果疲れが溜まり、長期的に考えると生産性はあまり上がっていませんでした。
 
休憩のタイミングは重要です。一般的には、25分作業して5分休憩する「ポモドーロ・テクニック」が有名です。これは、短距離走と長距離走を組み合わせたようなものです。短い時間で全力疾走することで、長い距離を効率よく走ることができます。
 
以下のこの動画は私が実際に「ポモドーロ・テクニック」を解説しているものです。在宅ワークでの集中力が上がる秘訣と 疲れにくくなる方法をお話ししています。罪悪感ではなく自己肯定感が上がります。ぜひ動画をご覧頂きポモドーロテクニックをマスターして、在宅ワークの生産性を高めて他の人よりも圧倒的に成果を出しみてください。

ポモドーロテクニックとは?知らないと損する在宅ワークの生産性&集中力術
 
休憩中に何をするかも大切です。短い散歩をする、ストレッチをする、深呼吸をするなど、身体を動かすことで、脳にも新しい酸素が供給され、集中力が回復します。これは、携帯電話のバッテリーを少しでも早く充電するために、最適な方法を選ぶのと同じです。
 
最後に、休憩は計画的に取るようにしましょう。突然の休憩は、逆に集中力を削ぐ可能性があります。これは、飛行機が急に上昇や下降をすると、乗客が不快に感じるのと同じです。計画的な休憩で、スムーズな「飛行」を目指しましょう。
 
以上のように、休憩は集中力を高めるために非常に重要です。在宅勤務でも、効果的な休憩方法を探して、高い集中力を持続させましょう。

在宅勤務で使える!集中力を高める音楽とスマートウォッチ

音楽は、在宅勤務での集中力を高めるための強力なツールです。
 
多くの人が「音楽は気が散る」と考えるかもしれませんが、実は選曲次第で集中力を高めることができます。例えば、自然の音や白色雑音などは、集中力を高める効果があります。
 
私が2014年から在宅勤務をしてきた経験から言えることは、音楽の選び方は非常に重要です。
 
まず、歌詞がなく、リズムが一定のものがおすすめです。集中力を高めるために作られた音楽をダウンロードして聞いたりAppleのAirPodsを活用して、PCに取り込んだものを聞いて仕事をしていました。
 
次に、アプリです。タイマーアプリやリマインダー機能やタスク管理やメモ機能など集中力を高めるメディテーションアプリなど、多くの選択肢があります。これは、スマートフォンが持つ多機能性を最大限に活用する方法です。
 
しかしスマートフォンは近くに行える方がいいと最初にお伝えしましたよね。そこで私が絶対におすすめしているのがスマートウォッチです。
 
スマホの通知が機能は基本的にほとんど全てオフ。
 
しかしお客様からの急な電話など、何時間も出ないわけには行きませんよね。そこでスマホとスマートウォッチを連携させて、スマートウォッチの中で絶対に通知が必要なものだけをオンにしておくのです。
 
スマートウォッチからも音楽の操作ができます。
 
私は電話だけは必ずオンにしておきました。緊急の連絡などあるからです。スマホは別の部屋に置いてあるのですが、電話がかかってくると私のスマートウォッチのバイブが鳴り、電話が来たことがすぐにわかります。
 
移動中なども、スマホをバックの奥に忍ばせておいても、電話があった際はスマートウォッチが反応して教えてくれるので非常に便利です。
 
スマートウォッチを活用することで本当に高い集中力を得ることができます。タイマーやリマインダー設定やアイデアメモなどすぐに録音もできます。スマートウォッチ内のメディテーションアプリは本当に多く利用しております。
 
私はスマートウォッチがまるで秘書のようです。
 
この機会にスマートウォッチを購入することをぜひおすすめします。


 
以上のように、音楽とスマートウォッチは在宅勤務での集中力を高めるための有用なツールです。使い方を工夫することで、より効果的に集中力を高めることができます。

在宅勤務での集中力を高める5つのテクニックまとめ

今回の記事で、在宅勤務での集中力を高めるための5つのテクニックを詳しく解説しました。集中力を失う瞬間とその罠、部屋のレイアウトの工夫、食事と集中力の関係、効果的な休憩方法、そして音楽とスマートウォッチの活用法まで、多角的にこのテーマを探求してきました。
 
私自身も2014年から在宅勤務を経験してきた一人として、これらのテクニックは実際に効果があるものばかりです。社長が「出社は自由、成果は自己責任」という考え方だったため、集中力を維持することが非常に重要でとても成長させてもらいました。その経験をもとに、この記事を書きました。
 
最後に、在宅勤務での集中力を高めるための全体戦略を考える際には、これらのテクニックを組み合わせて使うことが鍵です。一つ一つのテクニックが有用でも、それらをうまく組み合わせることで、さらに高い集中力と生産性を手に入れることができます。
 
あなたの在宅勤務がより充実したものになるよう、今日からでもこれらのテクニックを試してみてください。成功は積み重ねから。さあ、新しい一歩を踏み出しましょう!
 
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