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今話題のユニークで面白いインセンティブ研修!お勧めの実施方法

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「社員のモチベーションを高めたい」
「従業員のさらなる成長を目指してほしい」
「社員の会社に対する帰属意識を高めたい」

従業員のモチベーションアップや成長を促す研修。多くの企業が取り組んでいますが、実際のところ、その効果はどれくらいあるのでしょうか?

研修後、従業員のモチベーションだけでなく「この会社のためにがんばろう!」という帰属意識も含めて上がらなければ、その研修は成功とは言えません。

そこで、新しい形の研修として注目されているのが「インセンティブ研修」です。ただし、この研修もただ行うだけでは意味がありません。ユニークな実施方法を取り入れ、社員や従業員の学びに落とし込むことで、その効果を最大限に引き出すことができます。

どのような方法があるのか、この記事で詳しく解説します!
 

はじめまして、この記事を執筆した佐藤政樹と申します。劇団四季出身の研修講師として【受講生を惹きつけながら気づきと学びを促すことをモットー】に、講演会やセミナーの講師だけに限らず大手企業などでさまざまなユニークで面白い研修を行っております。記事の内容をお読みいただき、もしご興味いただけましたら、ページ最下部のプロフィールや研修内容の詳細をご覧いただけますと幸いです。

ユニークで面白いインセンティブ研修の基本:今どんな研修が話題に?

最近、企業の中で「研修」の方法に新しい風が吹いています。従業員のモチベーションを上げるための新しいアプローチとして、インセンティブ研修が注目されているのです。では、インセンティブ研修とは何か?

簡単に言うと、従業員の成果や努力に対してご褒美や特典を与える研修方法です。

しかし、ここでポイントは、ただご褒美や特典を与えるだけではないということです。「馬の鼻先に人参をぶら下げる」いわゆる褒美をちらつかせて人を奮起させるスタイルは一過性に過ぎません。

・見返りが期待以下だと、行動力が下がる
・カンフル剤のようになり反動が起きる
・褒美がないと働かない人材になる

など長期的にみるとデメリットもあったりもします。

逆にわかりやすい褒美ではなく、その内容や与えるタイミングを工夫し、従業員の成長や学びの機会に結びつけることが重要です。

このようなユニークなインセンティブ研修を取り入れることで、従業員のやる気を引き出し、結果として企業全体の生産性や士気の向上だけでなく、組織に対する帰属意識の向上につながるのです。

今後、多くの企業がこのインセンティブ研修を導入することで、新しい組織力強化のひとつの手段としてスタンダードとなるかもしれません。

ユニークで面白いインセンティブ研修のメリット:従業員のモチベーションを高める秘訣

インセンティブ研修は、従業員のモチベーションや帰属意識を高めることができる研修方法です。その理由は、この研修方法が従業員の努力や成果を新たな自己成長の機会と位置付け、その成果を直接的に感じ取ることができるからです。

従業員は「会社は私の努力を見ていてくれたんだ」と実感し、この会社のためにがんばろう!という好循環もうまれます。

人は自分の努力が認められたり「あなたのことを見ているよ」という合図が送られると、さらなる努力や成果を出すためのモチベーションが湧き上がるもので、インセンティブ研修はその心理を巧みに利用しています。

例えば、ある企業では、成績優秀者や特に貢献した社員だけが受けられる特別な研修や経営者との食事会が用意されています。選ばれた社員は、自分自身を誇りに思い、その特別な経験を通じて自己概念が向上。さらに、他の社員からも尊敬の目で見られるようになり、他の社員も「次は私が・・・」と職場全体の士気や連帯感が高まったと言います。

このように、インセンティブ研修は従業員のモチベーションを高めるだけでなく、企業全体の生産性や士気や帰属意識の向上にも寄与する素晴らしい方法なのです。

ユニークで面白いインセンティブ研修の実例:成功事例から学ぶ

繰り返しますが、ただ褒美や特典を与えるだけでは十分な効果は得られません。成功の鍵は、その研修の内容や方法にあります。ここで、実際に筆者である私が直接関わった成功事例を紹介しましょう。

ある全国にホテルを展開する企業では、お客様からの評価が直接可視化されやすい接客担当だけでなく、料理人や事務局などバック部門のスタッフも含めて、1年間を通しての独自の評価を行っています。この評価は、社内からの投票なども含めて公平に行われ、総勢のスタッフの中から特別な優秀職員30人が選ばれます。

選ばれた30人は、劇団四季出身の講師である私、佐藤政樹の特別インセンティブ研修を受講。テーマは「CS1位の劇団四季から学ぶ顧客感動の秘訣」。研修の後、中華料理のフルコースを講師を囲んで堪能。その後、劇団四季の舞台を観劇し、研修で学んだことを実際のエンターテイメントを通して体感しました。

この研修の内容は、社内紙として全国のスタッフに配られ、選ばれた優秀職員は、会社が自分たちにどれだけ投資してくれるのかを実感。その結果、帰属意識や自分自身への誇りが生まれました。

「CS1位の劇団四季から学ぶ顧客感動の秘訣」というテーマも、業務内容に見事にマッチし優秀職員30人のさらなる学びの機会となりました。

また、選ばれなかった職員たちも、次回の研修を目指して、日々の仕事に対する意識が大きく変わったと言います。

この事例から、インセンティブ研修の成功の鍵は、ただの褒美ではなく、従業員の学びや成長や自己実現を目的とした内容にあることがわかります。

3ステップで実施!ユニークで面白いインセンティブ研修のお勧め設計方法

「インセンティブ研修」の成功の鍵は、その研修の設計方法にあります。ここでは、3ステップでのお勧めの設計方法を紹介します。

ステップ1:目的の明確化

最初に、研修の目的を明確にすることが大切です。従業員のモチベーション向上はもちろん、具体的なスキルアップや業績向上を目指すのか、それともチームワークを強化するのか。さきほどの例であげた全国にホテルを展開する企業様では、理念の体現を目的に設定し成功しました。このように目的を明確にすることで、研修内容の方向性が決まります。

ステップ2:ユニークな要素の導入

次に、他の研修と差別化するためのユニークな要素を導入します。例えば、劇団四季のようなエンターテイメントを取り入れ非日常を味わえながら圧倒的な体感ができる研修、その道のプロを招いての特別講義など、です(ただし有名人を呼んでも、目的や業務内容にマッチしていなかったら意味がありません。)これにより、従業員の興味や期待感を引き出し、研修への参加意欲を高めることができます。

ステップ3:フィードバックと展開

最後に、やりっぱなしではなく、研修後のフィードバックをしっかりと取り入れることが重要です。参加した優秀職員からの意見や感想を収集し、次回の研修設計に活かすことはもちろんですが、インセンティブ研修の事後報告などを社内に展開し、どのように組織全体に認知させるのか。これによって、企業全体の士気や帰属意識の向上にも寄与することが可能となります。

この3ステップを踏むことで、効果的なインセンティブ研修を設計し、従業員のモチベーション向上やスキルアップを実現することができます。研修は一時的なものではなく、継続的な取り組みが求められるもの。上記のステップを参考に、より質の高い研修を実施してみてはいかがでしょうか。

ユニークで面白いインセンティブ研修のまとめ:成功へのポイントと今後の展望

インセンティブ研修の全体像から、具体的な実施方法までを網羅的にご紹介しました。この研修は、従業員の成長と企業の発展のための強力な手段となり得ます。

成功への道は、しっかりとした計画と実施にかかっています。今回の内容を参考に、あなたの会社でも効果的なインセンティブ研修を実施してみてはいかがでしょうか。

当サイトでは、さらに多くの有益な情報を提供しています。今後も最新の情報をお届けしますので、お楽しみに!

「面白くて効果的な研修って?」驚きの成功事例とまとめはこちらでチェック

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